【比肩 / 建禄】吉田沙保里選手の引退と〝霊長類最強女子の法則〟の発見

２０１９年１月８日 午後４時前、〝霊長類最強女子〟の異名を持つ吉田沙保里選手が、ツイッターを通じて引退を発表しました。

いつも吉田沙保里を応援していただきありがとうございます。
この度、33年間のレスリング選手生活に区切りをつけることを決断いたしました。
ここまで長い間、現役選手として頑張ってこれたのも沢山の方々の応援とサポートのおかげです。
みなさん、本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/atDfQRlXBv

— 吉田沙保里 (@sao_sao53) January 8, 2019

３歳のとき、自宅でレスリング道場を運営していた父（吉田 栄勝）の指導でレスリングを始めてから３３年後のこの日、吉田沙保里選手は現役生活にピリオドを打ちました。

女子レスリング個人で世界大会１６連覇、個人戦２０６連勝を記録、２０１２年には１３大会連続世界一でギネス世界記録にも認定されました。

吉田選手があまりにも強すぎたため、伊調馨選手と小原日登美選手は階級を変えざるを得なかった、というエピソードもふくめ、輝かしい偉業の数々をあげたら枚挙に暇がありません。

さっそく、吉田沙保里選手の命式を読んでいきましょう。

主星、自星ともに負けず嫌いの星【比肩】

吉田沙保里選手の命式がこちらです。

吉田沙保里さんの命式

真っ先に目に入ったのが、次の３つ。

• 主星、自星ともに【比肩】
  • 【比肩】【建禄】の組み合わせが月柱、日柱にダブル
• 身強の星が３つある
• 日主は【辛（かのと）】

命式を調べる前に、吉田沙保里選手は【比肩】を持っているはず、と想像しましたが、【比肩】が２つもありました。

日柱の自星は、その人のプライベートの性質を表します。

次のコメントなどは、まさに自星【比肩】そのものだと思いました。

私もものすごい負けず嫌いですよ。日常生活でも負けるのはイヤ。

たとえじゃんけんだって負けたら「クソ―、もう一回」って勝つまでやります。勝負事は絶対に勝たないと気がすまないんです。

出展『迷わない力』（吉田沙保里著）

コツコツ努力を重ねて開運の【比肩】【建禄】

十二運星の【建禄】は、３つある身強の星のうちの一つです。

なかでも【建禄】は、運と実力の両方を備えた発展運です。

【建禄】とは「禄を建てる」と書きます。

「禄」とは「官吏や封建武士の受ける給与」のこと。

富や社会的な地位を得ると、人は自分の城（家）を建てるようになり、これが【建禄】という運勢の状態です。

人の一生に見立てれば【建禄】は「壮年」を表します。

ちなみに、鑑定の場面では、【比肩】【建禄】の組み合わせを持つ方には「コツコツ努力すれば、成功を引き寄せられる」と伝えることがよくあります。

四柱推命を学んだ仲間にとっても、強運の【比肩】【建禄】は憧れの星。

Facebookコミュニティでは、「比肩、建禄がダブル！これはスゴイ！」と、ひとしきり盛り上がりました。

苦労が結果につながる、努力家の十干【辛】

吉田沙保里選手の、日干は【辛（かのと）】。

【辛】のイメージは「宝石」です。

美しい「宝石」も、よく磨かれることで輝きを増します。

「宝石は磨かないと輝かない」という意味から、【辛】は努力家の星と言われます。

苦労が多いのが【辛】の特長ですが、これに負けないで耐え抜くことで、生まれ持った〝原石〟を輝かせることができます。

ちなみに、澤穂希さん（元女子サッカー選手）、タッキーこと滝沢秀明さんも日干が【辛】です。

澤穂希さんの命式

滝沢秀明さんの命式

【辛】＝「努力家の星」は腑に落ちるものがあります。

〝霊長類最強女子〟の命式とは？

〝霊長類最強女子〟の秘密を命式からさぐってきましたが、ここでまとめます。

生来の負けず嫌いの性分と、天から与えられた剛毅なエネルギー（身強の星）。さらに、能力や才能を最大限に開花させるために、とことん努力を重ねる生き方が、霊長類最強女子･吉田沙保里選手を創りあげたといえます。

マスメディアを通じて見聞きしている吉田沙保里選手のエッセンスを、命式からも読み取ることができました。

👏👏👏👏👏

吉田沙保里選手、ほんとうにおつかれさまでした。

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