今回から、少しずつ《五行バランスチャート》の解説記事を書きすすめていきます。
はじめに、この記事を書く目的についてお話しします。
五行バランスの解説記事を書く理由
「四柱推命ザツ鑑定」と称し、2019年7月4日からツイッターのフォロワーさんの鑑定記事をブログに書いてきました。
総勢112名の鑑定をしたことになります。
占いは、鑑定内容をとおして自分を客観的に見つめ、具体的にどう活かすか?
これを考えるツールの一つだと思っています。
不安や焦燥感から占いに頼り、〝占いジプシー状態〟に陥って散財するのは、もっとも避けたいところ。
自戒も込めて、そう思います。
そのためには、次の二つが大切だと考えています。
- 五行バランスの特長の読み方を知る
- 自分と似たタイプや、成功している人の生き方や行動に学び、良いところは採り入れる
そこで、これまで鑑定した112名の方々の記事を、五行バランス別にまとめた記事を書くことにしました。
五行バランスは、全部で31タイプに分類できます。
(浅野太志 / 著『四柱推命完全マニュアル』69ページ参照)
1タイプ1記事で書いていきます。
四柱推命ザツ鑑定で《五行バランスチャート》に興味を持ってくれた方をはじめ、この機会にいっしょに学んでいっていただけたらうれしいです。
比劫突出タイプの特長
「人は人、自分は自分」と考えるタイプ
一見ソフトで社交的に見えても、基本的に人や社会との協調性はない
強靭な意志力とバイタリティが取り柄
自分を無にして周囲に合わせるのはもっとも苦手
目の前の物事に全力投球するのみ
尋常でない意志力により、常識では考えられないような成功を手にすることもある
何事にも自分のこだわりがあって、これが強い
強引にやり遂げようとするため、時間がかかりやすい
他人から土足で踏み込んでほしくない領域が、他のタイプより多い
計画性が乏しい
自分の興味のないことについては、勢いだけで片づけてしまいがち
心底やりたいことに出会えないと、うだつが上がらない
- 視野が狭くなりがちなタイプ。自分の考えにこだわらず、周りの意見を柔軟に取り入れよう
事例①|マコなり社長
マコなり社長は、金の五行が強く、偏りのある命式です。
これを《強金 きょうきん》といいます。
金の五行が多いと、次のような特長があります。
- 意志の貫徹力は最強
- 物事について、白か黒か、敵か味方かをはっきりつけないと気がすまない性分
- 情に流されることはあまりない(冷たく、冷徹な印象を与える場合も)
- つねに理性的で合理的な精神の持ち主
事例②|ゆーくん(ラブレムのご主人様)
ラブレムのご主人様 ゆーくんは、2019年、自身の性的な体験と現在のライフスタイルについて赤裸々に描き下ろした『裏垢革命』の著者です。
マーケッター・和佐大輔さんが主催する勉強会に参加して、ゆーくんの生き方や活動を知りました。
こちらは、ゆーくんの大運表(10年周期の社会運を読む)です。
なかでも15歳から25歳の10年間は、四柱推命の命式の温度を示す推命気温が低く真冬のような時代でした。
ラブレムのご主人様 ゆーくんは、水の五行が強く、偏りのある命式です。
これを《強水 きょうすい》といいます。
水の五行が多いと、次のような特長があります。
- 大洪水の状態
- 女性的な要素が強くなり、物腰がソフトになる
- 水=愛情を表すため、心の優しい人
- 「水」は自分の型を持たないため、自分の態度をはっきりさせない
- 面子や勝ち負けにこだわる
さいごに
こちらが、私くるみの五行バランスのチャート図です。
「一目瞭然でわかりやすい」
「内容が腑に落ちる」
「大運や年運で五行バランスが変化するのがおもしろい」など、ブログ鑑定(四柱推命ザツ鑑定)を受けてくれた方からも好評です。
このチャート図は、生年月日のみで出した原命式の五行の強弱を読んで作ります。
原命式とは、年柱、月柱、日柱、時柱、それぞれの干支(かんし)で作られた表のことです。
これが、原命式の例です。八文字の漢字(干支)でできています。
四柱推命が「八字(ぱーつー)」と呼ばれる理由も、ここにあります。
この原命式の全体の五行バランスでチャートを作って鑑定する方法は、四柱推命の師匠である浅野太志先生自らが開発された手法です。
興味のある方は、浅野太志先生の著書『四柱推命完全マニュアル』や、下記の講座をお役立てください。
四柱推命を実際に学んでみたい方へ
浅野太志先生の講座をご紹介します
五行チャートを作る基礎知識は、四柱推命講座 初級編で、偏りのある五行バランスの読み方は、四柱推命講座 中級編で学びます。
くわしく以下の公式サイトをご覧ください。
くるみ
五行バランスの解説(第2回)を書きました。
引き続きお楽しみください