四柱推命ザツ鑑定118|神木ひなたさん

四柱推命ザツ鑑定、118番目は、神木ひなたさんです。

神木ひなたさんのプロフィールはこちら。

神木ひなたさん @0kamihina0

神木ひなたさんといえば、アイコン屋さん。

この一言に尽きるでしょう。

神木ひなたさんの以前のお名前は、やまちさんといいました。

やまちさん(当時)は、四柱推命でペンネームを決める方法について書いた以下のブログを読んくださり、神木ひなた という名前になりました。

【ビジネスネームの作り方】四柱推命で《開運ネーム》をつくりませんか!

改名にまつわるやりとりで「タロット占いをやってみてはどうですか?」と提案しました。

命式に2つあるスピリチュアルや直感に縁のある【死】という星が気になったからです。

いまでは、神木ひなたさんは、毎日「今日の一枚」を引いて朝ツイートを楽しんでいます。

さっそく四柱推命鑑定を進めていきましょう。

※以下の内容はご本人の承認を受けて公開しています

神木ひなたさんってどんな方?

こちらが神木ひなたさんの命式と通変星のパラメーターです。

四柱でなく、三柱で出しています。

※出生時間を表す時柱(じちゅう)は含まれていません。ただし、時柱は把握しているため五行バランスにもとづいて読み進めています

神木ひなたさん内面性や大切したい価値観をまとめたのがこちら。

命式の日柱の十干、干支で読みます。

(みずのと)

イメージ:雨、小さな水たまり

キーワード:知恵、情報力、分析、同情、忍耐力、頑固、潔癖主義

  • 雨=すべての生物にとって恵み
  • 理性的で現実的なため、一見クールに見えるが内面は深い愛情に満ちている
  • 発想が豊かでアイデアが豊富(パラパラと降る雨=思考が断続的)
  • 慎重さと臆病さも備えている
  • 周囲に合わせて自分を変えられる高い柔軟性がある

 

癸未(みずのとひつじ)干支番号20

イメージ:夏の雨

  • 明るく優しい性格で、人当たりが柔らかく、世話好き、駆け引きなども考えない
  • 地味でおだやかな印象、目立ったことをするのは好きでない
  • 感受性が豊かで、率直できれいな心の持ち主、天性の魅力の持ち主
  • 見た目以上にナイーブで人目を気にする面があり、取り越し苦労が多い
  • たいへん緻密、冷静に人を観察する能力に長けている
  • 人との衝突が嫌いで、自分自身を抑えてしまうことも多いが、いざという場面では謀略を巡らせるようなしたたかな面や、口論では相手の弱点を突く鋭さも持っている
  • 心の奥底には強情な面もあり、陰で必死に努力を重ねるがんばり屋の面もある(ただ、このことを周囲には決してさとられないようにする秘密主義な部分もある)

常に学んで自分を高めたいと望む 食傷 / 財星陥没タイプ

神木ひなたさんの五行バランスは、食傷 / 財星陥没タイプ

食傷 / 財星陥没タイプは、物静かな感じのアタマの良いタイプ。

身の回りのあらゆるものごとから、常に学んで自らを高めていきたい向上心にあふれています。

自分のこだわりや主張は持っていますが、自分で表現するのが苦手だったり、どこか成りゆきまかせになりやすい面もあります。

非常にまじめな性分で、社会の中で常に自分の評価が気になり、面子を重んじるタイプです。

したがって、自分の面子を傷つけられたときは、人が変わったように激高することも。

周囲(とくに目上)からの引き立てを受けやすく、政治家や実業家として大成功する可能性も秘めています。

食傷 / 財星陥没タイプの開運の秘訣は、次の二つです。

①自分の主張をうまく人に伝えられるようになること(食傷)

②将来のビジョンや計画を立てること(財)

くるみ

食傷 / 財星陥没タイプは、みゅうさんの長男さんと同じタイプです。

ひなたさんが楽しんでいるブログやツイッターについて、楽しみ方も目的も人それぞれですが、②を意識して①を②を達成する練習の機会として活用すると、五行をうまく巡らせることができる、ともいえますよ

四柱推命ザツ鑑定099|みゅうさんの長男さん

自身の信条に基づき行動する、真の理想主義者 仲介者タイプ

16タイプ性格診断(無料)で神木ひなたさん仲介者タイプ。

四柱推命ザツ鑑定にエントリーしてくれた方の中では、広報運動家タイプにつづいて多いタイプです。

仲介者タイプ

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運が大きく動く時期は?

社会運を示す大運(だいうん / たいうん)で見ていきます。

こちらが神木ひなたさんの大運表。

神木ひなたさんは、10歳前後、40歳前後、80歳前後で30年周期の運気の節目(接木運)を迎えます。

接木運(せつぼくうん)

  • 30年に一度巡ってくる方向性が大きく変わる時期
  • 4つの大運支の季節の切り替わり(丑と寅の間、辰と巳の間、未と申の間、戌と亥の間)に起こる
  • この時期は、これまでの方向性を必然的に変えざるを得なくなるため、その前後の年回りは、新しい運気の流れに馴れるまで苦しい時期と感じやすい傾向がある
  • 次に巡る運気に馴れるまでの時間は人それぞれ(短くて半年、長くて2年くらい要する)

70歳から100歳までの30年間、超絶パワフルなキャリアの拡大期、身強の星が巡ります。

自由気ままにやりたいことを積み重ねる10年

現在の大運は【正財 / 絶】

通変星【正財】:真面目で、コツコツと小さな努力を積みあげる〝着実と正直〟の星。

正義感が強く、曲がったことが一切しない。家庭的、慎重になる

 

十二運星【絶】:イメージは「あの世」。天才、気分屋で飽きっぽい、いろいろな面を持つ、こだわりや自分を出さずに人に接するとよい、運が良いときと悪いときの振幅が著しい

※芸能界など芸術に関わる業界で活躍することが多い

テーマは、自由気ままに自分のやりたいことを、コツコツと積み重ねていくこと。

そんな10年の後半にいます。

十二運星の【絶】が巡る時期は、運気の良いときと悪いときのアップダウンが激しい。そんな性質もあります。

過ごし方のポイントは、「やや気迷いがちなふわふわとした運気に包まれている10年間である」ということを知っておくこと。

十二運星【絶】の活かし方

神木ひなたさんの現在の大運にある十二運星【絶】について、少し補足します。

四柱推命鑑定で、この十二運星【絶】を気にされる方はかなりいらっしゃるようだから。

実際、このブログの検索ワードでも「絶」は上位にランクインしています。

十二運星【絶】のイメージは、「あの世」。

魂がフワフワと浮遊しているような状態です。

四柱推命では、この【絶】という星は「運気が不安定(運が良いときと悪いときのアップダウンが著しい)」という特長もあります。

十二運星【絶】が命式にある方は、「不安定な感覚がデフォルト」で、キーワードは「変幻自在」。

転職するごとに運勢が良くなったり、方針を変えるたびに成功したり。

不思議な運勢をもっている星です。

変化にふりまわされるのではなく、自ら変化を起こし、不安定さ楽しむことを意識して人生を送ることが【絶】を活かす秘訣です。

※【絶】は芸能人が多く持っている星としても知られます。

十二運星【絶】を活かす方法を3つお伝えします。

  1. 十二運星【絶】裏星【建禄】を活かす(コツコツと圧倒的な努力を重ねる)
  2. つねに〝世のため人のため〟を意識して何事も取り組む(エゴや執着を捨てる)
  3. 変化を楽しむ(ただし、変化の内容や理由、経緯などは記録に残しておくとよい)

現在の大運の特長は?

まずは現在の大運について(20〜30歳前後)。

10年周期の社会運を示す大運は、前半の5年間は天干で、後半の5年間は地支で読みます。

20歳〜(前半)、25歳前後〜(後半)になります。

前半は【(きのと)】の影響を、後半は【(うま)】の影響を受けます。

つまり、神木ひなたさんの10年間(20〜30歳)は、火の五行()に作用が出ます。

こちらは神木ひなたさんの命式の五行バランスの元型です。

この元型が、現在の大運にめぐる干支によって以下のように変化します。

上の元型ともう一度見くらべてみてください。

神木ひなたさんの五行バランスの【食傷】ならびに【財】には星がありません。

四柱推命では、星が入って無い五行に星が巡るときに、その人の運が大きく動く、と読みます。

したがって、20歳〜30歳前後の10年間は、神木ひなたさんの運が大きく動く時期になります。

【財】がめぐる時期は、神木ひなたさんの中で、夢、理想、目標が明確になる時期。

良い効果が出る場合は、非常に社交的になって人を束ねていき、人生の実りの時期になります。

いっぽう悪い効果が出る場合は、お金や異性のトラブルに巻き込まれやすい時期。

高すぎる目標を設定しがちで、地に足がつかないような不安定な感覚に見舞われやすい傾向も。

人づき合いなどで多忙になることから疲労で健康を害しやすいため、注意が必要な時期です。

【財】の星が、命運上(大運や年運)に巡ってきている時期は、ある意味、もっとも注意が必要な時期でもあるといえるのです。

次の大運の特長は?

つづいて次の大運の後半について読んでいきます(30歳前後〜35歳)。

大運後半は、木の五行(食傷)に作用が出ます。

神木ひなたさんの五行バランスの【食傷】ならびに【財】には星がありません。

四柱推命では、星が入って無い五行に星が巡るときに、その人の運が大きく動く、と読みます。

したがって、30歳〜35歳前後の5年間も、引き続き神木ひなたさんの運が大きく動く時期になります。

【食傷】が巡る時期は、良い意味でも悪い意味でも自分のこだわりが強くなりやすい時期。

このこだわりを何に発揮するかが、この先の運命に大きく影響することになります。

発展的なもの、価値のあるものにこだわりを持つことが、人生を開いていくためには大切です。

良い効果を示す場合は、交際範囲が広がり、新しい人間関係がつくられていったり、着想やアイデアが活かされて大ブレークする可能性も。

芸術などにも目が向いて、心身ともに楽しく過ごせる時期です。

いっぽう、悪い効果を示す場合は、気分が消耗しやすく感情的になりやすい時期。

人間関係がうまくいきづらく、集中力もダウン。

気持ちが落ち着かなくなり、とにかく神経がピリピリと張り詰めた状態に陥りやすい時期です。

何か自分なりのリフレッシュ対策を用意しておくとよいでしょう。

ちなみに、大運後半の35歳〜40歳前後の5年間は、火の五行()と土の五行()が動きます。

くるみ

【財】が巡った20歳〜30歳前後の10年間と同じ運気が、再び35歳からの5年間に巡ります。

土の五行の影響は次のとおりです。

【官】が巡る時期は、自分の役割に生きる時期。

良い効果が出る場合は、仕事上で評価されたり、自分の感情を上手にコントロールしながら前に進んでいく時期になります。

自分の使命感を持って邁進しているイメージです。

いっぽう悪い効果が出る場合は、ストレスがたまりやすく、萎縮しやすい時期。

【官】は「信用、秩序、責任感」の星ですが、同時に「プレッシャー」の意味もあります。

溜めすぎたストレスを一気に爆発させてしまうケースも。

ストレスを溜めないよう気をつけましょう。

2020年、21年の運気の特長は?

つづいて、2020年(庚)、2021年(辛)についても見ていきましょう。

この2年間、神木ひなたさんの五行バランスでは、金の五行【印】と、水の五行【比劫】に影響が出ます。

こちらが五行バランスの元型です。

この元型が、以下のように変化します。

2020年、2021年の2年間は、神木ひなたさんの知的好奇心が旺盛になり、何かを本格的に学びたくなる年になります。

【印】が巡る時期の特長は以下のとおり。

【印】が巡る時期の特長

学びと内省にふさわしい時期

◎考えることが理にかなっている時期で人から尊敬される

◎目上からの引き立てを受けられる

◎資格やスキルの習得にふさわしい

◎学ぶことに没頭して大きな成果が得られる

▲依存心が強くなり精神的に不安定になる

2020年〜2021年は、水の五行(比劫)も動きます。

【比劫】が巡る時期の特長は以下のとおり。

【比劫】が巡る時期の特長

自分が要因となって運気が決まる時期

◎気力、体力も充実し、自分の夢や希望に向かってとても行動的になる

◎周囲からどんどん認められ、これまでがんばってきた努力が成果として実る

◎新規開拓、共同事業にも吉

◎学ぶことに没頭して大きな成果が得られる

▲こだわりや主張が強くなり過ぎて、運を下げやすくなる(イライラしたり、人とぶつかりやすくなり不和につながる)

2022年(寅)、2023年(卯)も水の五行(比劫)が動くため、向こう4年間、【比劫】の作用が出ます。

くるみ

開運のポイントは、木の五行(食傷)を動かすこと。【食傷】は自己表現の星。書いたり、話すなどして、アウトプットを積極的するようにしてください。森林浴を楽しんだり、植物にふれる機会を増やしたり、青系やグリーン系の色を採り入れるとよいでしょう

まとめ

神木ひなたさんへのアドバイスをまとめてみました。

お役立てください。

くるみより開運のヒント
  • 自由気ままに自分のやりたいことを、コツコツと積み重ねていこう
    • 20〜30歳までの大運(正財 / 絶)
  • 運気のアップダウンの激しい【絶】を活かしていこう
      • コツコツと圧倒的な努力を重ねる
      • 観察力を鍛える
      • 変化することを楽しむ(変化に対して受け身にならない)
      • エゴや執着を捨てて、つねに〝世のため人のため〟を意識して取り組む
      • 慎重に意思決定できるように自分なりのチェックリスト用意しておく(日頃から記録を残しておくなどするとよい)
  • 夢や目標が明らかになる(25歳〜30歳)
    • 大運【財】の解説を参照
  • 自分のこだわりや「自分をわかってほしい」という気持ちが強くなる(30歳〜35歳)
    • 大運【食傷】の解説を参照
    • この時期は、プレッシャーも強くなるのでストレス対策も
  • 2020〜23年は、木の五行を補うようにしよう
    • 2020〜2021年は【印】の影響が出る(上のMEMOを参照)
    • 2020〜2023年は【比劫】の影響が出る(上のMEMOを参照)
    • 自己表現と遊びごころの星【食傷】を動かすことが大切
      • ツイッターやブログを有効に使おう
      • 森林浴や植物を育てたり、観葉植物を飾るのも良い

四柱推命の五行バランスを見て、神木ひなたさんの改名のお手伝いをしました。

その経緯については、こちらで書きました。

【四柱推命でペンネーム診断】神木ひなたさんの名前が生まれた経緯をご紹介

改名をする際、「タロット占いなど、直感を活かした《卜占》をやってみたらどうですか?」といった提案をしました。

神木ひなたさんは、アイコンやツイッターのカバー画像のイラストを描くサービスを提供しています。

神木ひなたさの命式の十二運勢【死】は、〝インスピレーション〟や〝スピリチュアル〟

これらをアイコンなどのクリエイティブ活動の〝魅力づけ〟にできたらいいかも…と考えたからです。

神木ひなたさんは、さっそくタロットカードと、参考図書を購入し、毎日、タロットカードを一枚引いて、朝ツイートに載せて楽しんでいます。

https://twitter.com/0kamihina0/status/1260446384739823618

くるみ

アドバイスを受けて即座に行動されたことに驚きましたが、行動力の星【偏官 / 正官】があるのでナットクです

今回、もう一つアドバイスをしたいのは、何かテーマを決めて体系立てて学びを深め、学んだことを教える仕事につなげていってはどうか、ということです。

理由は、命式に2つある通変星【印綬】と十二運勢【墓】です。

命式を読むかぎり、神木ひなたさんは、学ぶことが好きで凝り性です。

【印】の星には、【印綬】【偏印】という2つの星があります。

【印綬】は、正統を意識した、古典的でアカデミックな学びです。

ひなたさんが始めたタロットカードは、600年にわたって受け継がれ、その絵柄も含めて歴史的な背景があると言われています。

タロットの図像を西洋文化史からひも解いた本も出ています。

図像といえば、図像学(英語:iconography)。

絵画・彫刻等の美術表現の表す意味やその由来などについての研究する学問を、図像学(英語:iconography)といいます。

大学時代、若桑みどり先生の美術史の授業で図像学を知り、とくに宗教画の変遷を図像学で鮮やかに読み解く視点は刺激的でした。

「若桑みどり」で検索するといろいろな著書が出てくるので、もし興味があったらどうぞ。

タロットについても、鏡リュウジさんが『タロット〜こころの図像学』といった本を出しているようです。

くるみ

命式に2つある通変星【印綬】と十二運勢【墓】を活かしてもらいたい、という思いもあって、長々とお話ししてしまいました

人生も後半に向かって、どんどん活気が出てくる運気の持ち主です。

一つの目印は、独立の星【比肩】がめぐる50歳からの10年です。

(余談ですが、この10年は、私くるみの日干支【癸卯】が、ひなたさんの大運を応援する10年です)

ゆっくりと、着実に、ご自身の命式を活かしていってほしいと願っています。

タイムラインのほとりから四柱推命で応援しています。

神木ひなたさん @0kamihina0

戦慄(せんりす🐿の四柱推命鑑定師こと くるみによる ザツ鑑定、終了です!

以上。

ビシッ!🗿

 

神木ひなたさんの感想はこちら

直感重視型&五行バランスを知ることができました(神木ひなたさん)

 

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くるみ  @Kurumimo22

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