Twitterでフォロワーの あき庵さんの命式を読み進めていきます。
以下のとおり書き進めていきます。
今回は、④、⑤について。
① あき庵さんの五行バランス
② あき庵さんの内面性(日主 / 日干支)
③ 社会的使命
④ 今年、来年の運気
⑤ 運が大きく動く時期
※今回の記事は、あき庵さんに事前の内容確認をいただいた上で公開しています
あき庵さんの命式と五行バランス
こちらが あき庵さんの命式と、五行バランスです。
あき庵さんの2019年の五行バランス
今年2019年(立春以降〜来年の節分まで)のあき庵さんの五行バランスは、以下のとおりです。
現在のあき庵さんの大運(10年周期の社会運)は【己丑(つちのとうし)】
【土(比劫)】と【水(財)】が強い10年の中にいます。
【比劫】が意味するのは「自分自身、自我」、【財】が意味するのは「夢、目標、計画性」です。
あき庵さんの五行バランスは【財星陥没タイプ】。
財星陥没タイプ
- 人の良いタイプ(情報や流行には関心が薄い)
- 誠実さにおいては天下一品
- 自分の損得を計算に入れない
- 人のために行動する姿が人望を集めることにつながる生き方
- 大きな志を持っている人が多く、つねに夢を追いかけている
こちらが、あき庵さんの元の五行バランスです(以下)。
「水」の五行(財)がありません。
四柱推命では、元々の五行バランスで無い五行に星(干支)が巡るとき「運」が動きます。
現在の大運:社会運(44〜54歳)は、元の五行バランスに無い「水」の五行(財)に、大運の地支「丑(水の五行)」が巡るため、あき庵さんの運が動く10年になります。
くわえて、今年2019年の年干支は【己亥(つちのとい)】。
あき庵さんの五行では「土(己)」と「水(亥)」が強く巡る一年に。
あき庵さんの五行でもともと無い【水(財)】に星が巡り、くわえて、あき庵さん自身を表す【土(比劫)】に年運【己】で「土」が巡り、【比劫(土)】が強く巡ります。
目標や目的が明らかになり、自分の希望や夢に向かって非常にアクティブな一年になります。
どのような運が巡っているのか?
具体的に読んでいきます。
2019年の運気の特徴と活かし方
2019年は、【己亥(つちのとい)】。
あき庵さんの五行で強い【土(比劫)】と、【水(財)】に星が巡ります。
【財】が巡る2019年のテーマは、「人との出会いやつながりを活かして、自分の目標を見定める」。
【財】が巡る時期は、発展的な人生の実りの時期になります。
いっぽうで、【財】が運勢上に巡っている時期は、もっとも注意を要する時期でもあります。
理由は、世俗的なものに興味が行きやすく(お金、色恋など)、ものごとの結果に心が支配されやすい特長があるため。
【財】が運勢上に巡る時期は、ひとづき合いが活発になり、たくさんの人々を束ねていく時期ですが、いっぽうで、お金や異性のトラブルに巻き込まれやすい特長もあるので注意が必要です。
続いて【比劫】について。
【比劫】とは、あき庵さん自身を意味します。
あき庵さんの五行バランスは、もともと【比劫】が強いのが特長です。
ここに2019年の年運の干支【己】が巡ることで、あき庵さんの【比劫】がさらに強まる一年に。
【比劫】が巡る時期は、良い意味でも悪い意味でも、自分が要因となって運が決まります。
今年の運気の流れを活かすポイントは次のとおり。
- 【財】人づきあいを活かして、自分の目標を見定める
- 目標、夢、理想をできるだけ具体的に
- 人との関わるなかで、自分の夢や理想を積極的に伝えていくとよい
- 高すぎる目標を設定しやすい時期でもあるので、身の丈をわきまえる(高い理想を掲げて、自分を追い詰める流れになりやすい)
- とくに、あき庵さんの五行バランスは【比劫】が強いため、強い【比劫】が弱い【財】をつぶしてしまう状況は避けたい(比劫争財)
- 疲労から健康状態を崩しやすいので要注意
- 目標、夢、理想をできるだけ具体的に
- 【比劫】〝人に譲る意識〟をこころがける
- 自分の希望や夢に向かって全力投球する姿を魅せる→他者から認められ、成果につながる
- 比劫が強くなる時期→自分のわがままが出やすく、敵を作りやすい
2019年5月28日、念願の「育成部門」への異動が決まり、新天地で新たなキャリアを積み始めた あき庵さん。
あき庵さんの日干【己】は「田畑」のイメージで、人を育てたり、教え導いたりすることが使命の星です。
こちらのツイートを読むと、日干【己】の素養を若い頃からお持ちであったことがわかります。
✒️誰かにモノを教える楽しみの原点
高校は工業系で、必ず国家資格を1つ取って卒業するのが目標。
2年の時、1年生の試験勉強の手伝いをした。その時は放課後だったから、正直めんどくさかった。
でも、自分の知っている事を人に教えて、分かってもらえたら嬉しくなった。それが今に繋がっているのかも
— 曉 明き庵@✍️あいうえお詩人 (@Middle__manager) July 14, 2019
✒️仕事の効率化のネタ発見
研修に伴うエクセルデータ、今は各事業所から送られたものを、手作業で転記してる。
これを一括入力管理できるようにする。時間かければできるけど、面倒で誰もやらなかったみたい。
これを自分のミッションに。
この先、楽できるように、明日から始めよう٩( 'ω' )و
— 曉 明き庵@✍️あいうえお詩人 (@Middle__manager) July 9, 2019
データベースソフト Accessを試してExcel に戻すなど、試行錯誤を続けながら新たな仕事の土台づくりに勤しむ あき庵さんの姿が浮かびます。
あき庵さんの日主は【己(つちのえ)】は「田畑」のイメージ。
〝土づくり〟に手を抜かないのが、あき庵流。
良質な〝土〟をつくってを耕していけば、おのずと実り豊かな「田畑」になる。
ご自身の命式の特長をしっかり活かしていることが伺えます。
前回の記事(命式検証パート2)のアイキャッチ画像で、こちらの写真を選んだのも、あき庵さんにこのことを伝えたかったから。
✒️#ただいま0716
今日も定時退社。
先週から手をつけ始めた研修関係データの一括化、Accessは使い方がイマイチ分からないから、エクセルに方針転換。
一歩イメージに近づいた感触あり。明日は研修サポートの合間に、作業を続けます。
— 曉 明き庵@✍️あいうえお詩人 (@Middle__manager) July 16, 2019
2019年、2020年、2021年は、年運干支の地支に水の五行が巡り、あき庵さんの五行バランスは、水の五行(財)が強くなります。
この3年間は、①夢や目標を再設定する、②人間関係を広げ、育む
この2つをテーマに過ごされるとよいでしょう。
(※四柱推命は旧暦で読むため、2019年=来年2020年2月3日まで となります)
2020年、21年の運気について
つづいて、2020年、2021年について見ていきます。
大きな特長は、元の命式で強かった【食傷】がさらに強くなることです。
理由は、2020年、2021年の年干支が【庚子(かのえね)】【辛丑(かのとうし)】で、「金」「水」の五行の組み合わせの干支が巡るため。
【食傷】が巡る時期は、良い意味でも悪い意味でも「自分のこだわり」が強くなりやすい時期。
このこだわり(食傷)が、あき庵さんの目標や理想(財)にエネルギーを与えていく運気でもあります。
2020年、2021年の特長は次のとおりです。
【食傷】が強くなる時期
- 自分の〝こだわり〟が強くなる時期
- 何に〝こだわり〟を持つのか?が大切(発展性、有意性が重要)
- 気分が消耗しやすく、感情的になりやすい時期
- 人間関係、お金の浪費などに注意
2020年(立春以降)、2021年の過ごし方のアドバイスをまとめます。
- 自分の〝こだわり〟をとことん見極める
- その〝こだわり〟は発展性があるのか?
- この先の人生を切りひらくのに役立つのか?
- どんどんアウトプットする(着想やアイデアが出やすい時期)
- どういう人間関係を築きたいのか、イメージを明確に(交際範囲が広がり、新しい人間関係が広がる時期)
あき庵さんの54歳〜74歳の大運(社会運)は、【食傷】が巡る20年になります。
こだわりや自己表現の星【食傷】は、あき庵さんの第二の人生で鍵となる星でもあります。
その【食傷】が強くなる2020年、2021年。
あき庵さん自身の〝こだわり〟を、「今後の人生を切りひらくのに役立つのか?」という一歩引いた視点で見つめ、〝こだわるテーマ〟を見きわめる2年間にされるとよいでしょう。
10年周期の節目「大運」について
さいごに大きな2つの運気の切り替わりについてお話しします。
まずは「大運(だいうん / たいうん)」について。
あき庵さんの大運(社会運)は、44歳、54歳、64歳…と10年周期で切り替わります。
現在のあき庵さんは、48歳。
大運は10年周期の社会運。
大運の前半5年間は【己】で読み、大運の後半5年間は【丑】で読みます。
48歳は、現在の大運の切り替わりの年でもあります。
48歳から54歳の5年間のテーマは「学び」。
何かテーマを決めてしっかりと勉強したり、資格を取るなどするのにも適している時期です。
30年周期の節目「接木運」について
つづいて、30年周期の運気の切り替わり「接木運」について。
あき庵さんの「接木運」は54歳前後におとずれます。
54歳前後で、30年周期の運気が切り替わります。人生の大きな転換期といってよいでしょう。
現在、企業人としてキャリアも後半を迎えている あき庵さん。
一般的に、55歳で役職定年、60歳で定年を雇用ルールにしている企業が多いかと思います。
54歳で30年周期の運気の節目(接木運)が巡っていることを、このタイミングでお伝えできてうれしく感じています。
理由は、あき庵さんの場合、会社員としての現実的なキャリアの節目と、四柱推命で見た人生の運気の節目が、ほぼ重なっているから。
今後の人生(第二の人生?)を前広に見つめ、その計画を立てるのにふさわしい時期に命式を読んで差し上げているのも、何かの縁起なのでしょう。
前段でも書いたように、【食傷】が司る54歳以降20年間のテーマは「こだわりと自己表現」です。
あき庵さんの「内向型」を現在の大運で読んでみた
あき庵さんのツイートを丹念にたどっていくと「内向的」という言葉が目に止まります。
こちらとクリックすると、あき庵さんの「内向型」について言及しているツイートにふれることができます。
参考図書も紹介してくださっているので、「内向型」を強みにしたい方にも役立つツイートです。
現在の大運(44〜54歳)は【比肩】と【墓】の組み合わせ。
この星の特長が出ている様子です。
【比肩】が巡っているときは〝自分の時間(ひとり時間)を大切にする〟
これは、【比肩】がある方に向けたテッパンのアドバイスでもあるから。
そして、【墓】は探究心の星。
現在のあき庵さんの社会運の【比肩】と【墓】が色濃く出ていると読めました。
つまり、四柱推命の視点で見ると、もともと内向型のあき庵さんにとって「内向性」がより強く出る10年でもあるのです。
上で紹介した「内向型」のツイートには、私くるみのフォロワーさんのリプも見られます。
あき庵さんの54歳〜64歳の10年は、感性豊かな【傷官】がめぐり、10年の運気の性質を示す十二運星も、直感が強くなる【死】です。
センシティブになり直感が冴えわたる10年だと読めます。
54歳〜64歳の10年は、あき庵さんの特長の一つ「内向型」をフルに発揮する時期にしてほしいところ。
「内向型を活かして生きる」をテーマに、あき庵さんがこれまでの人生(オフィシャル、プライベート)の中で、何に苦しみ、悩み、これをどう受けとめ、活かして生きてきたのか?
同じ悩みを抱える方々(とくに後輩たち)に何らかの発信ができたらいいかもしれません。
インターネットを使えば、発信や交流の環境づくりも可能ですし…
Facebookは〝リア充〟向けのSNSですが、あき庵さんや私が愛用しているTwitterは〝内向タイプ〟も使いやすいSNSだということもできます。
Twitter、新たなブログ、YouTube(顔は出さずに音声だけで〝あき庵ラジオ〟の定期配信)などを組み合わせて、〝内向タイプ〟を応援する〝メディアあき庵構想〟の実現も、期待したいところ。
そんなふうに思いました。
あ、あくまでも、鑑定師くるみの個人的な妄想です(イメージ)
〝一粒の麦〟をたくさん育てる豊かな「畑」になる
『新約聖』ヨハネ伝に、〝一粒の麦〟という言葉があります。
これは、〝一粒の麦〟が地に落ちることによって多くの実を結び、永遠の命を得ると説いたキリストの言葉。
そんな〝一粒の麦〟をたくさん育てる豊かな畑のイメージを、あき庵さんの人生の後半に重ねて読みたくなりました。
ちなみに、私くるみの日主は【癸】は、あき庵さんの日主は【己】にとって「守護神」です。
理由は【癸】が「雨」のイメージで、「雨」は「田畑」に降り注ぎ、作物を育てるのに必要だから。
それから日主【丙】も守護神です。
【丙】は「太陽」のイメージだから。
五行思想ではそう解釈します。
以上です。
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あき庵さん、ありがとうございました❤️
活躍をいつも応援しています❤️
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あき庵さんの鑑定(Part.1、2)はこちらです。どうぞお読みください。
Part.1
① あき庵さんの五行バランス
② あき庵さんの内面性(日主 / 日干支)
Part.2
③ 社会的使命
Part.3
④ 今年、来年の運気
⑤ 運が大きく動く時期