2019年5月4日、土曜日、録画していたテレビ番組を見ることにしました。
番組は『密着ドキュメント 小田和正〜毎日が〝アンコール〟』
https://twitter.com/nhk_musicjp/statuses/1124237392498413568
日本を代表するシンガーソングライター・小田和正さんの「ENCORE!!(アンコール)」と題した2018年に行われたアリーナ全国ツアーの様子に密着したドキュメンタリー番組です。
小田和正さんは、2018年に古希(70歳)を迎えられ、現在は71歳。
1公演あたり、ステージに立つ時間はおよそ3時間、曲数は30曲。
番組は「毎日が〝アンコール〟」というメッセージとともに素晴らしいステージでファンを魅了しつづける小田和正さんと、バンドやスタッフに密着。
小田和正さんの素顔や、価値観、ひとりのアーティストとしての真摯な仕事ぶりに迫る圧巻の内容でした。
世間一般の70歳というイメージを超える驚異的なパフォーマンス。
実際に番組を見て、目を見張りました。
すごい!すごすぎる!
番組は120分と長丁場でしたが、激疲れも吹き飛び、小田和正さんの姿からたくさんの刺激、喝をいただき、かえって目が覚めてしまいました。
わたしは #四柱推命 ブロガー。
番組を見ながら、いつものように小田和正さんの命式を調べました。
命式のとおりに生きてこられた方だとお見受けしました。
気づいた点を書いてみます。
ポイントは、以下のとおり。
① 【三徳】の持ち主 ② 現在71歳の小田和正さんは【大運律音】(64歳〜74歳) ③ 44歳前後で【接木運】が巡り、30年周期の運気が変化
自由を愛し、器の大きい日主【壬】
こちらが、小田和正さんの命式と、三柱(年柱、月柱、日柱)の通変星で出したパラメーターです。
(小田和正さんの出生時間が不明のため三柱で読んでいます)
小田和正さん自身の内面性や価値観を表す日主、日干支はこちらです。
壬(みずのえ)
(キーワード)大きな河川、海
(キーワード)才知、流動、臨機応変、先見、実より名、勝ち負けにこだわる
- 自由を愛し、束縛を嫌う(本来の性質はせっかち)
- 知略に優れているが、考えすぎるのが玉に瑕
- 水は入れる器によって、その姿を変えられるように、相手に合わせがらうまく人間関係を築く
壬寅(みずのえとら)干支番号39
イメージ:春の海
- 器が大きく実直で、相手を見抜く勘に冴えている
- 義侠心が強く世話好き(ただし人への警戒心はかなり強い)
- 裏表がなく純真で正直
- 自分のペースでコツコツと努力を続けるタイプ
- さっぱりしていて「去る者は追わず、来るものは拒まず」
- 寂しがり屋の一面も(友情に厚く、周囲へも深い思いやりを持って接する)
小田和正さんの〝徳の高さ〟と〝器の大きさ〟
小田和正さんの〝徳の高さ〟と〝器の大きさ〟は、番組から十分に伝わってきました。
〝徳の高さ〟について言えば、小田和正さんは【三徳】の持ち主です。
【三徳】とは、知性の星(印星)、行動力の星(官星)、人脈の星(財星)3つが、命式の中に最低1つ以上ある人をいいます。
【三徳】を持っている方は、運勢バランスが優れているため順調な社会生活を送りやすい特長があります。
【三徳】とは
印星、官星、財星の3つが、命式に最低一つ以上あること
◎自分ひとりで何でもできる傾向が強い
△世間体を気にしすぎて失敗を怖れる傾向もある
小田和正さんは、1986年(当時39歳)でソロ活動を開始。
オフコースの解散以後、1989年(42歳)からソロ活動を本格化させます。
小田和正さんのソロ活動歴は33余年になります。
番組では、音響、照明などの技術者へのインタビューも紹介。
〝プロジェクト小田〟の一員として30年以上、小田和正さんをささえてきた矜恃が明かされます。
なかでも、アリーナツアーを裏方でささえる若い世代のアルバイトスタッフの声に注目しました。
アリーナツアーは屋外で開催される地域もあります。
炎天下で、制限時間内で行う必要がある舞台づくりなど、過酷な面も否めません。
しかし、若者のなかには、クオリティを追求する〝プロジェクト小田〟の仕事に携わる喜び、これを誇りを感じる人が多いといいます。
30年以上、小田和正さんの活動を支える熟練(60、70代)の仕事に触れられ、小田和正さんというプロジェクトオーナー、一人の現役プレイヤーから学べる機会はかけがえのないものです。
〝徳の高さ(三徳)〟〝器の大きさ(壬 / 壬寅)〟について、小田和正さん命式から気づいた点を書いてみました。
小田和正さんの人生を動かす【接木運】と【大運律音】
つづいて②、③について。
② 現在71歳の小田和正さんは【大運律音】(64歳〜74歳) ③ 44歳前後で【接木運】が巡り、30年周期の運気が変化
大運律音(だいうん りっちん ※「たいうん」とも読む)とは、小田和正さん自身を表す日柱の干支【壬寅(みずのえ とら)】が、現在71歳の小田和正さんの大運に、同じ干支が巡る状態をいいます。
大運律音
大運に日柱の干支があること
通常の倍の成果が出せる10年になる
くるみ
大運律音についてはこちらで書いています。ご参照ください
44歳(1991年)に大ヒットしたあの曲とは?
小田和正さんの大運表では、14歳と44歳前後で【接木運】が巡りました。
【接木運】の説明は次のとおり。
接木運
- 30年に一度巡ってくる方向性が大きく変わる時期
- 4つの大運支の季節の切り替わり(丑と寅の間、辰と巳の間、未と申の間、戌と亥の間)に起こる
- この時期は、これまでの方向性を必然的に変えざるを得なくなるため、その前後の年回りは、新しい運気の流れに馴れるまで苦しい時期と感じやすい傾向がある
- 次に巡る運気に馴れるまでの時間は人それぞれ(短くて半年、長くて2年くらい要する)
【接木運】(30年に一度巡ってくる方向性が大きく変わる時期)は、小田和正さんにとって、オフコースの解散以後、ソロ活動を本格化させた頃に重なります。
1989年(42歳)、オフコースの解散以後、小田和正さんはソロ活動を本格化させました。
そして、44歳を迎えた1991年。
あの、イントロが流れただけで 💖胸キュン💖 が爆速し、バブル世代のハートをわしづかみにした名曲『ラブ・ストーリーは突然に』が大ヒットした年です。
『ラブ・ストーリーは突然に』は、1991年、フジテレビ月9ドラマ『東京ラブストーリー』の主題歌として制作した楽曲で、「オリコンシングルチャート第1位」と「シングルミリオンセラー突破」を一挙に成し遂げました。
オフコース時代に叶えられなかった快挙でもあります。
『ラブ・ストーリーは突然に』の大ヒットとともに30年周期の運気(接木運)は切り替わり、オフコース時代のさまざまな経験を経て、小田和正さんとしての活動が華々しくスタートしました。
現在の小田和正さん(71歳)は、44歳〜74歳まで30年続く運気のなかにいらっしゃいます。
そして、64歳〜74歳の10年間に巡る通常の倍の成果が出せる10年になる【大運律音】。
『密着ドキュメント 小田和正〜毎日が〝アンコール〟』を見て、生まれ持った命式を十分に活かして生きてこられた 小田和正さんを #四柱推命 ブロガーとして十分に満喫しました。
〝人生のフルムーン〟に乾杯
この番組を見終え、つくづく感じたのは、若い頃に夢中になったアーティストと共に年を重ねながら生きる素晴らしさ。
番組では、おそらく同世代であるらしきファンの キラキラと輝やかんばかりの表情が次々と映し出され、オフコース時代から小田和正さんと長らく育んできた〝人生のフルムーン〟を見る思いがして羨ましい気持ちになりました。
まさにアーティストとファンの〝祝福のひととき〟がありました。
コンサートなど〝ファン〟とのふれあいを通じて、小田和正さんのクリエイターとしての活動領域が広がっていったことにも目を見張りました。
例えば「ご当地紀行」
この「ご当地紀行」とは、小田和正さんが公演で訪れた地域の名所などを収録したショートムービーのこと。
コンサートの中盤で上映される小田和正さんこだわりの企画でもあります。
5月4日放送番組内の小田さんのコメントによると、「手間もかかるので見直した方がいいのでは? との声が上がったこともあったが、ファンの皆さんが喜んでくれるので地道に続けてきた」とのことでした。
コンサート開催前に「ご当地紀行」の収録に赴き、短時間で編集作業を行い、これを本番で上映する。
制作編集は短時間で行う必要があります。
しかし、小田和正さんは手を抜かず、楽しみながら続けているそうです。
公演先の様子を小田和正さん自らが取材する「ご当地紀行」の制作それ自体が、小田さんにとって公演先の空気を事前につかむ一種のウォーミングアップであり、これがライブ活動をささえるコンテンツになり、小田さん自身とファンの大切な記録(思い出)になる、ということです。
誰もが創造者、表現者としての発信が可能になった時代に、しっかりと胸に刻みたい大切なエッセンスが、ここにあります。
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『密着ドキュメント 小田和正〜毎日が〝アンコール〟』は、現在のところ再放送は未定のようです。
関連番組がNHKオンデマンドで視聴できるようなので、ご興味がある方はどうぞ。
『密着ドキュメント 小田和正〜毎日が〝アンコール〟』は、さまざまな気づきをくれた素晴らしい番組で、四柱推命の勉強にもなりました。
「永平寺特集」の動画と同様、定期的に見返ししたい番組になりそうです。
くるみ
通常の倍の成果が出せる大幸運期【大運律音】で飛躍した方といえば、ピコ太郎さんです。
【大運律音】を裏付ける資料を大公開!お読みください