〝ピコ太郎〟は、古坂大魔王さんの「第二宿命」

2019年1月31日に発売された『ピコ太郎のつくりかた』について〝四柱推命〟の視点で味わったブックレビューを、こちらの記事に書きました。

古坂大魔王さんの【五徳】と【ABCDの法則】

じつは不覚にも涙が止まらなかった場面がありました。

それは、本書あとがきの「おわりに」を読んでいたときです。

ピコ太郎の産みの親・古坂大魔王さんにとって〝ピコ太郎〟とはいったい何なのか?

「おわりに」に書かれていた文章と、古坂大魔王さんの「第二宿命」が重なって一つの見地を得られました。

今回は、そのことについて書いてみようと思います。

古坂大魔王さんとピコ太郎が体験した奇跡とは?

不覚にも涙が止まらなくなってしまったエピソードとは、2018年に、古坂大魔王さんとピコ太郎が体験した奇跡について書かれたものです。

その奇跡とは、国境を超えて二人の女の子と出会ったエピソードで、内容はすでにブログで公開されています。

ご存じでない方は、ぜひこの機会に一読してみてください。

参考 起きた奇跡と起きなかった奇跡と。古坂大魔王公式ブログ

古坂大魔王さんの第二宿命【偏財+死】

このブログ記事を読み終え、古坂大魔王さんの命式を取り出して「第二宿命」をあらためて確認しました。

「第二宿命」とは、その人の社会的な使命(社会からの期待役割)を意味し、大運の二段目で読みます。

古坂大魔王さんの第二宿命【偏財+死】です。

四柱推命を学んでいる立場としては、〝ピコ太郎という存在〟こそ、古坂大魔王さんの第二宿命【偏財】【死】がカタチになったものではないか!

大運を見て、深くうなずきました。

さきほど紹介したエピソードに登場していた二人の女の子にとって〝ピコ太郎〟は、〝魔法使い〟〝妖精〟〝守護天使〟のような存在だった。

わたしにはそう感じられます。

十二運星【死】は「スピリチュアル性」を意味する星だからです。

十二運星【死】の性質

イメージは「死人」

  • ひらめき、霊感、神通力がある
  • 観察力が鋭い
  • ゼロから何かを作る
  • 神道や神社に縁がある

十二運星【死】は、直感を働かせたり、生きることについて考える環境で活かされます

古坂大魔王さんの「第二宿命」の【偏財】は人脈の星です。

【偏財】の性質

  • 人脈が豊富、人気(親切で義理人情を大切にする)
  • 商売、商才に長けている
  • 情報力があり、社交的

【偏財】は、行動的で柔軟性に富み、情報の扱い方にも上手で、いまの時代にマッチした素晴らしい星です。

スピリチュアリティを活かしながら、人と人とを柔軟につないでいく

古坂大魔王さんの「第二宿命」は、〝ピコ太郎〟そのものです。

ちなみに、片づけコンサルタントとしてアメリカで大活躍の こんまりさんこと近藤麻理恵さんも、第二宿命に十二運星【死】があります。

こんまりさんの〝巫女〟を思わせるイメージや、片づけを始める前に正座をして目を閉じて感謝を捧げる神秘的な姿に、スピリチュアルの意味を持つ十二運星【死】が感じられます。

こんまりさんも、自身の社会的使命を伝えるキャラクターづくりに、十二運星【死】が活かされている印象があります。

ピコ太郎とは、古坂大魔王さんの第二宿命を実践する「媒体」であり、古坂さんの分身として〝徳〟を積む「守護天使」である。

四柱推命の視点から、そのように考えました。

古坂大魔王さんの〝分身〟ピコ太郎

かねてより、作家・平野啓一郎さんが提唱する「分人主義」に興味を持っています。

「分人主義」とは、次のとおりです。

一人の人間には、色々な顔がある。つまり、複数の分人を抱えている。そのすべてが〈本当の自分〉であり、人間の個性とは、その複数の分人の構成比率のことである。

(出典)『私とは何か—「個人」から「分人」へ』著者:平野啓一郎~諸悪の根源は「個人」~ | 読書人の雑誌『本』より|現代ビジネス 講談社

四柱推命を学んだことで、「命式」にある一つひとつの星の意味を知りました。

そして、置かれた状況に応じて、これらの星をより良く活かして生きる大切さを実感しています。

こうした考え方に馴れると、平野啓一郎さんが提唱する「分人主義」はあたりまえのことを言っているようにさえ感じられます。

ピコ太郎という存在は、古坂大魔王さんの「分人」であり「分身」です。

古坂大魔王さんは自身の命式にある星を〝ピコ太郎〟としてカタチにし、彼自身の「分身」として世に送り出しました。

古坂大魔王さんの「分身」である〝ピコ太郎〟は、古坂大魔王さんの社会的使命(第二宿命)を担い、古坂さんの願いを携えて、サイバー空間から飛び出して大活躍しています。

〝PPAP現象〟をもたらした〝ピコ太郎〟とは?

その人の出生年月日と出生時間で出す四柱推命の命式には、その人の人生において必要な星が散りばめられています。

自分の個性を一つに限定せずにさまざまな顔を持つ「分人」として捉え、「分人」の中でもとくに大切にしたい星を自分の「分身」というカタチにして新たな命を吹き込む。

〝PPAP現象〟をもたらした〝ピコ太郎〟は、スピリチュアリティを活かしながら人と人とを柔軟につなぎつつ、〝徳〟のユニークな積み方を教えてくれています。

同時に、四柱推命を学ぶ立場としては、古坂大魔王さんの命式を通じて「第二宿命」の活かし方の一例を知る機会にもなりました。

四柱推命の視点で読んだ古坂大魔王さんの〝奇跡〟のような軌跡については、こちらで書いています。

どうぞお読みください。

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