世界的に活躍中のピアニスト・辻井伸行さんのドキュメンタリー番組 (You Tube) をきっかけに、こんなツイートをしました。
四柱推命は、出生年月日と出生時間を4つの柱に見立て、それぞれの干支を出し、命式を作って占う東洋の占術です。
年柱は、幼少期から社会人になるまでの運の性質や傾向を読むんです。
辻井伸行さんの命式の場合、ひとことで言うと「お母様からの影響を受けやすい」ことがわかるんですよ。
どうしてそう読めるの?
わかりやすく解説してゆきます。
このまま読み進めていってくださいね!
辻井伸行さんの年柱【印綬】に注目
まずはこちら、辻井伸行さんの命式を見てください。
日主が【辛】で、年柱の十干が【戊】です。
日主【辛】と【戊】の関係を読むために「通変星」を調べます。
通変星は、こちらの表で調べられるので参照してくださいね。
日主【辛】と【戊】が交差したところにある通変星は何でしょう?
そう、【印綬】ですね。
(わかりましたか?)
辻井伸行さんの命式の場合、幼少期から社会人になるまでの運の性質や傾向を【印綬】で読むんです。
【印綬】にはいくつか意味がありますが、その一つに「実母」があります。
実際、母・辻井いつ子さんは、全盲で生まれた息子の才能に早くに気づいて辻井伸行さんを世界的なピアニストに育てあげました。
「なにか一つ、この子が自信を持てるものを身につけてほしい」
そう願って 母・いつ子さんは、最愛の息子がピアノの才能を開花させる環境づくりに全力を注いでこられたのです。
辻井伸行さんは根っからの職人気質
もともと辻井伸行さんの命式は「コツコツと地道な努力をいとわない、根っからの職人気質のタイプ」です。
辻井さんの命式の日主【辛】と月柱天干の【辛】の関係でわかるからです。
日主【辛】と【辛】の関係を知るために「通変星」を調べます。
通変星早見表で、日主【辛】と【辛】が交差したところにある通変星は【比肩】。
(わかりましたか?)
ちなみに辻井伸行さんの命式は、月支 (月柱の十二支) も【酉】で金の五行です。
辻井伸行さんが気骨とバイタリティがある方であることは、日主が月支に通根している命式からも伺えます。
こちらの動画では、大学生になった辻井伸行さんが、母・いつ子さんから自立してさらに成長してゆこうとする姿が見られますよ。
辻井伸行さんの命式を感じながら、こちらのドキュメンタリー番組をご堪能ください。
番組は、約1時間あるんですが、夢中になって見入ってしまいまいました✨
10代で成功した著名人に共通の星【印綬】
10代で成功をなし遂げた著名人の命式を調べてみると、年柱に通変星【印綬】を持っている方が多い傾向があることがわかりました。
フィギュアスケート冬季オリンピック出場歴代選手(64名)の命式の特長について書いた記事がこちらです。
命式の年柱に通変星【印綬】がある方の比率が高いことがわかりました。
実際、フィギュアスケーターの高橋大輔さん、浅田真央さん、羽生結弦さん、元貴乃花親方、女子レスリングの吉田沙保里さんも、年柱に【印綬】があります。
《 まとめ 》
さいごに、今回ご紹介した知識「印綬=実母」のように、全部で10ある通変星の「人間関係」にまつわる意味をまとめました。
- 比肩:自分自身、兄弟姉妹
- 劫財:義理の兄弟姉妹
- 食神:女性の命式では子供の星
- 傷官:子供の星(女性の命式の場合)、祖父母
- 偏財:養子、父、男性の命式では妻、妾の星
- 正財:父、男性の命式では妻
- 偏官:男性の命式では子供の星、女性の命式では夫・情夫の星
- 正官:男性の命式では子供の星、女性の命式では夫の星
- 偏印:義母、姑
- 印綬:実母
自分の命式の年柱にどの通変星があるのか? 調べてみると四柱推命の学びも深まりますよ。
ぜひ、役立ててみてください。
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