グループとしての《嵐》は、今後、どのようになっていくのでしょうか?
今回は、《嵐》のグループ結成時の命式をひもときながら、2020年、2021年以降の《嵐》について読んでみようと思います。
読みを進めるにあたって、命式や、大運、年運を巡る干支から着目したことを書き出してみます。
先日の「活動休止発表」は、四柱推命の視点では必定でした。
嵐の活動休止の2020年の運気は?
そう考える理由の一つが、日干支と年干支が【納音(なっちん)】である点です。
《嵐》の日干支は【庚午】で、活動を休止する最後の1年になる2020年の年干支は【庚子】。
【庚午】と【庚子】の関係を見てみると、天干が同じで、地支が「冲」になっています。
ちなみに、「冲」とは真向かい(180度)の十二支同士のことで、お互いの性質が衝突しあう関係です。
納音とは?
天干が同じで、地支が「冲」
- 物事が崩れたり、出来かかったものが白紙に戻るなど危うい状態
- 生月中殺の二乗のようなもの
日干支と年干支【納音】が、「2020年で活動休止」の発表内容と重なり、もともと2020年は《嵐》にとって【納音】が意味するような年回りであったことが読み取れます。
くわえて、《嵐》の10年周期の社会運を示す「大運」も、2021年から切り替わります。
このように、今回の活動休止の発表如何にかかわらず、2020年、2021年は、グループ《嵐》にとってもともと大きな運勢の切り替わり時期であったことが、四柱推命の視点からわかります。
嵐の活動休止の理由|大運【比肩+沐浴】
2021年から始まる《嵐》の大運には【比肩+沐浴】が巡ります。
この年、メンバー5名での活動休止により、大野さん以外の4人のソロ活動が本格スタートします。
ここで、通変星【比肩】と十二運星【沐浴】の意味について説明します。
通変星【比肩】が大運に巡る場合
【比肩】自我、自尊心、独立心の通変星
- 自分の希望や夢に向かって行動的になる
- 新しいことへ挑戦したくなる時期
- 「分離」の意味もあるが、分離が新しい縁を生む
十二運星【沐浴】の性質
イメージは「少年」
- 芸術、芸能の星
- 自由な生活
- 恋愛
- 海外との縁が深い星
グループ《嵐》の2021年以降の社会運を表す大運(2021年〜2031年)は、「個人としての活動を自由に楽しんで芸能を磨く」といった運気の【比肩+沐浴】が巡る10年になります。
今回、グループ活動の休止を決めたことで、《嵐》のメンバーは2021年以降ソロで活動することになりました。
ただ、もし《嵐》がグループとして活動を続けていたとしても、2021年以降は「個人として自由に活動する流れが強まる10年間になる」と、四柱推命では読むことができます。
嵐の活動休止の理由|大運律音
ソロ活動をスタートする大運干支(2021〜2031年)は、《嵐》の日干支と律音。
つまり「大運律音」です。
大運律音
- 大運に日柱の干支があること
- 通常の倍の成果が出せる10年になる
「大運律音」については、来る2月24日、「天皇陛下在位30年記念式典」に出演が決まった歌手の三浦大知さんの記事で書いています。
2021年から始まる新しい10年は「大運律音」が巡り、通常の倍の成果が出せる10年になります。
《嵐》のメンバーそれぞれが自由に個々の才能を謳歌させ、楽しんで活躍している姿がイメージできます。
嵐の活動休止の理由|大野智さんの年運律音
無期限の活動休止という突然の発表によるショックやダメージをやわらげようと、ツイッターでは「#大野くんの夏休み」というハッシュタグが登場しています。
優しい世界( ´•̥ ̫ •̥` )#大野くんの夏休み pic.twitter.com/JFIgykKMta
— てばさき (@dreamgirlxxxxxx) January 28, 2019
#大野くんの夏休み
とても難しいんだろうけど。
2021年以降の大野智をそっとしておいてあげて欲しい。
記者の人もだけど、SNSで「ここにいる」「誰といる」みたいなの流すのやめてあげて欲しい。
ちゃんと休める環境を作ることが何よりも、嵐に再会できる可能性と時間を早めることに繋がると思うから。— Yama-kaze-amnos (@KazeAmnos) January 29, 2019
リーダー・大野智さんの命式で、一つ注目しているのは2023年が「年運律音」である点です。
大野さんの日干支は【癸卯】、2023年に同じ年干支【癸卯】が巡ることから「年運律音」になります。
「年運律音」は、60年に一度の節目の年。
わたしの日干支も、大野さんと同じ【癸卯】ですが、四柱推命を学んだことで2023年が大切な年であることを知りました。
この年を節目にし、次の飛躍につなげられるよういまから意識して過ごしています。
大野さんは、2021年1月1日からアイドルから離れて〝一個人〟として生きることになります。
来る2023年を、本当の意味で生まれ変わる節目の年にするために、いまから少しずつ準備を進めていっていただけたら、そんなふうに思っています。
嵐の活動休止の理由|記者会見が行われた日
《嵐》の活動休止の発表に伴い、ツイッターも含めたネット上のいくつかの記事に目を通しました。
そのなかで感じたのは、20年という時間の質量です。
《嵐》という存在をつねに身近に感じ、精神的な支えとしてきた人たちにとって喪失感の深さが強く感じられます。
しかし、否応なく時は巡り、人は変化していきます。
今年は元号が変わり、平成も終わります。
奇しくも先日の記者発表が行われた2019年1月27日は、60干支の一番目の干支【甲子】が巡っていました。
【甲子】には「始まりで縁起が良く、新しいことを始めると成功する」という意味があります。
縁起がよくパワフルな干支【甲子】の後押しを受けて、この記者発表の日が《嵐》の5人にとって新しい始まりの日であったと信じています。