劫財・帝旺と日主【癸】が織りなす《嵐》のリーダー像

2019年1月27日の《嵐》の活動休止の発表を受け、3回にわたって記事を書きました。

このブログを、できるだけ資料性の高いものにしていきたいと考えていることもあり、《嵐》のメンバー(全5名)の推命パラメーターを掲載することにしました。

推命パラメーターとは、10ある通変星を5つのタイプに分けて、その割合を示したグラフです。

《嵐》のメンバー5名と、《嵐》グループ結成時の命式を出してみて気づいたことがいくつかありました。

《嵐》についての記事が続きますが、以下、気になった点を踏まえて書いてみます。

メモ

  • 月柱の【劫財】【帝旺】の組み合わせ
  • 大野さんのパラメーター(通変星の割合を示した円グラフ)のバランスが良い
  • 大野さんとグループ《嵐》のパラメーターの特長が似ている

主星(中心星)【劫財】があるのは?

リーダーの大野智さんはもとより、櫻井翔さん、松本潤さんが、主星(中心星)に【劫財】を持っています。

【劫財】の特長

競争心、型破り、自己本位、浪費

  • 小さなことより大きなことに興味を持つ
  • 失敗を怖れないチャレンジ精神がある
  • 大胆で一発勝負に強く、チャンスを逃さない
  • スリルとスピード重視
  • 組織をつくることが得意

命式を読む際、主星(中心星)はもっとも重視される星です。

その人のオフィシャルな面や、隠された性格、本質的な生き方は、主星(中心星)で読みます。

【劫財】は型破りでパワフルな星ですが、組織で活動することが得意な特長もあります。

【劫財】には「自己本位」という意味もあるように、自立心旺盛な星でありながら組織感覚も優れています。

個と集団をうまく両立させる星を持つ者が、5人のメンバーのうち3人いる、ということが《嵐》の強さの秘訣であることが読み取れます。

ちなみに《嵐》のグループ結成時(1999年9月15日)で出した命式も、主星(中心星)が【劫財】です。

型破りでパワフルな星【劫財】は、《嵐》を象徴する星といえます。

十二運星に【帝旺】を持っているのは?

もう一つの特長が、メンバー5名のうち3名の月柱・十二運星に【帝旺】があることです。

十二運星【帝旺】があるのは、上で取り上げた大野智さん、松本潤さんにくわえて二宮和也さんです。

ちなみに《嵐》のグループ結成時の月柱・十二運星も【帝旺】が巡っています。

【帝旺】の特長

頭領、王様の星

  • カリスマ、トップ、統率力、絶対的な存在
  • 実力を存分に発揮し、目的や目標を次々と達成していく強い星
  • プライドが高く悠然としている

十二運星とは?

十二運星は、運勢エネルギーの強弱を示す星で、人の一生に見立てて運の強弱を表します。

十二運星とあるように、全部で12個あります。

十二運星について

  • 人が生まれてから、命が尽きるまでの一生に見立てて、運の強弱を表す
  • 勢いがあるのは、成長期から完成期を示す【長生】【冠帯】【建禄】【帝旺】

【胎】母親の胎内に命を宿し

【養】養い、育てられ

【長生】成長して

【沐浴】裸になって身を清め

【冠帯】成人となり(〝冠帯〟は成人の儀式の意味)

【建禄】社会人として一生懸命働き

【帝旺】人生の頂点に達して

【衰】少しずつ衰えていき

【病】病の床につき

【死】死を迎え

【墓】墓に入って

【絶】あの世へと旅立つ(土に還る)

命式を読む場合は、この十二運星と通変星の組み合わせで読んでいきます。

女性で【劫財+帝旺】を持っている方へ

ちなみに、鳥海流・四柱推命を学ぶことになった仲間(ほぼ9割以上が女性)の中には、命式に【劫財+帝旺】の組み合わせがある方が目立ちます。

この【劫財】【帝旺】という〝自主自立の星〟〝王様の星〟を持っていながら、いわゆる女性らしさや女性役割(妻、母親)を優先させる生き方を選んだことで、この星を十分に活かしきれていない自分自身に気づき、一念発起して四柱推命を学び、これを仕事にして活躍しています。

とくに女性で、自身の命式に非常にパワフルな【劫財】【帝旺】の組み合わせがある方は、この星を本当に活かしているかどうか、ご自身に問いかけてみることも大切だと、活躍する仲間の姿を見るにつけ、そう感じます。

日主【癸】の大野流リーダーシップとは?

話題を《嵐》に戻します。

【劫財+帝旺】は強いリーダーの星であり、《嵐》を象徴する星です。

こちらは、2016年6月に放映された『NEWS ZERO』で「リーダー論」というテーマで繰り広げられた、大野智さんと櫻井翔さんによる対談です。

「必要なのはメンバーを尊敬すること。だから引っ張っていくというよりも、後ろから見守るというスタンスでいたい」という大野さんのコメントなど、大野流リーダーシップ論に日主【癸】の性質が重なって理解がより深まりました。

十干【癸】の特長

[キーワード]知恵、情報力、分析、同情、忍耐力、頑固、潔癖主義

  • やさしさと慈愛に満ちた「雨」のイメージ
  • 理性的で現実的なため、一見クールに見えるが、内面は深い愛情に満ちている
  • 慎重さと臆病さも備えている
  • 周囲に合わせて自分を変えられる高い柔軟性がある

新しいリーダー像を示した《嵐》のリーダー・大野智さん

一般的にわれわれ日本人にとっての「リーダーシップ」とは、強いカリスマ性や指導力を持った人物がフォロワー(部下など構成メンバー)を導くものだという認識が根強くあります。

1999年、グループ結成当時、大野さんはじゃんけんに負けて《嵐》のリーダーを務めることになったというユニークなエピソードも知られています。

程よい強さがあって、優しく、奉仕精神がある日主【癸】の性質を持つ大野さんは、自身が全面に出て取り仕切るタイプのリーダーではなく、後ろから全体を見渡し、見守り、必要な場合のみ前に出てサポートをする、そんな新しいタイプのリーダーです。

こうした大野さんならではのリーダーシップが成り立つ背景には、《嵐》のメンバーが命式に持つ【劫財+帝旺】がうまく働いていることも理由の一つにあげられ、これがチーム《嵐》の20年にわたる輝かしい活動につながっている…

《嵐》最強説と、一見おっとりした雰囲気でいわゆるリーダーのイメージからは遠い大野さんが、なぜ《嵐》のリーダーを担っているのか?

四柱推命からその理由をひもといてみました。