三浦春馬さんを四柱推命で哀悼鑑定。全身全霊のセンシティブな星【傷官】と葛藤を表す【納音】

俳優の三浦春馬さんが、2020年7月18日に死去されました。

このニュースをTwitterのタイムラインで知って、しばらくの間、タイムラインから離れられなくなりました。

三浦春馬さんの命式(節入日生まれ)

三浦春馬さんはどのような命式の持ち主だったのか、生年月日を調べてみると、月干支が切り替わる節入日(せついりび)の生まれでした。

出生時間がわからないため、命式は二つのうちいずれかになります(月柱の干支が異なります)

こちらが三浦春馬さんの命式と通変星のパラメーターです。

1990年4月5日、10時12時以前に生まれていた場合は、こちらの命式です。

1990年4月5日、10時13時以降に生まれていた場合は、こちらの命式になります。

三浦春馬さんってどんな方?

四柱推命では、その人の内面性や大切したい価値観を命式の日柱十干(じっかん)干支(かんし)で読みます。

命式の赤枠で囲んだ部分が、日柱の干支になります。

※三浦春馬さんは節入生まれで出生時間が不明なため、2パターンの命式が考えられますが便宜上(B)の命式を使用します。ご承知おきください。

三浦春馬さん日柱十干(じっかん)干支(かんし)は、【庚子 かのえね

(かのえ)

イメージ:鉄の塊、切れ味の良い刀

キーワード:勇猛、鋭敏、行動力、はっきりさせる、損得勘定、強引さ

  • 剛毅な星
  • 自分の信念をしっかりと持っている
  • 合理的精神の持ち主で、情に流されることなく物事を成し遂げる
  • 白黒ハッキリさせないと気がすまない面がある
  • 普段は強気に見えても意外と脆いナイーブな一面も
  • 名刀:磨き、鍛えあげることが重要

庚子(かのえね)干支番号37

イメージ:冬の鉄塊

  • かなり個性的ではっきりした性格
  • 内面では自尊心が強く、何でも自分の思いどおりにしたがる頑固な面がある(周囲に合わせるのは苦手)
  • 発言はいつもストレートで的確で、理路整然としている
  • 洗練された感覚やセンスが、性格面に醸し出されている
  • 感覚的にはクールだが、こだわりと持っていることについては潔癖症で神経質な面もあり、ナイーブな人
  • 一つのことをトコトン追究していく情熱はあるが、やや完璧主義になりすぎる傾向も
  • つねにキビキビと人のために行動することができる
  • 性急で直情的なため、一旦こう思い込んだら周囲も目に入らなくなり、どこまでも突っ走る
  • 自分の才能を活かした技術職や個人事業が向いている

① 三浦春馬さんの命式の象徴【傷官】

命式を調べる前に「もしかしたら、とってもセンシティブな【傷官】を持っているのではないか?」

そう思って調べてみると、日柱に【傷官】がありました。

【傷官】という星の性質をまとめたのがこちらです。

【傷官】の性質

型破りで聡明の星

ストレートに物事を表現するクリエイティブな星

スケールの大きいこだわりで、自分の世界観を表現する星

  • 感覚がシャープ、時流を読む力に優れている
  • 美意識が高く、美的センス抜群
  • ストイック、完璧主義で妥協ができない
  • 感情の起伏が激しく、不平不満を抱きやすい
    • 繊細で微細なことが気になって仕方がない
    • 神経質
  • 毒舌だが傷つきやすい面も
  • 芸術関係(作家、画家、音楽家、デザイナー)、俳優、辛口コメンテーター、評論家などに多い

三浦春馬さんはInstagramで自炊に励む様子を伝えています。

Instagram投稿リンク先

三浦春馬さんのInstagram公式アカウント

モデルプレス(2020年4月18日掲載)の記事では、三浦春馬さんの命式の【傷官】が浮き彫りになっています。

そんな食事が盛り付けられている食器も、どれも繊細で美しいものばかり。中には徳島県で出会った藍の栽培から染色、仕上げまですべてを一貫して行う4人組「BUAISOU」が手掛けた食器もあるという。「『BUAISOU』の職人さんたちが仲良くしている陶芸の職人さんの器が、細かく繊細なヒビのような模様が入っているものなのですが、そこに藍の染料を作った時に出る“藍の花”という泡を優しくすくって、器に擦り付けるというプロセスを経てできる、とても綺麗な器なんです」。

モデルプレスより<三浦春馬インタビュー>プライベートにも「大きく影響している」ことは?心境変化のきっかけ語る

美しい器だけでなく、食材の栄養素や食べ合わせ、「納豆を食べるときは焼いている」というこだわりは、まさに【傷官】の世界。

徹底的なこだわりと、自分の世界観を通して表現する星であり、細かくて微細なことが気になって仕方ない、神経質で繊細すぎる星。

【傷官】を持っている人は、どこまでもストイックに圧倒的なクオリティを自分のフィルターを通して追い求め、全身全霊で生きています。

たった一つのInstagramの投稿からも、三浦さんの美的感覚にも優れ、センシティブな人柄が十分に感じられました。

そんななか、メンタリストDaigoさんが、YouTubeチャンネルで三浦春馬さんについて取り上げていたので、これを見ました。

三浦さんは、役作りのために心理学やメンタルの話を聴きたいと、Daigoさんのもとを訪れたことがあったそうです。

早口で、まくしたてるように話すDaigoさんの言葉を、三浦さんは一言一句メモしていたとのこと。

そんな三浦さんの様子について、Daigoさんは次のようにふりかえっていました(YouTube動画でDaigoさんが指摘していた内容を箇条書きにしました)

こんなに真面目な人がいるのか。たった一つの役作りのために、ほんとうにすごいな、と思った。

真面目すぎてパンパン、いまにも破裂しそうなイメージを感じた。

三浦さんは寝ても冷めても演技のことを考えていたのだろう。

(Daigoさんの話を)全部聞き取ろうという構えで、三浦さんは雑談もしてこない。

三浦さんは、この緊張感でいつも生きているのかな?

全身全霊で生きる【傷官】の姿がそのまま顕れています。

いっぽう、こちら読売新聞の記事では、2019年に上演された舞台『罪と罰』の役作りのために、三浦春馬さんが、神奈川県内の教会を訪れていたというエピソードが紹介されています。

三浦さんは、78歳の牧師を相手に、ドストエフスキーをどう理解したらいいか、約1時間半にわたって質問を繰り返したといいます。

徹底的にこだわりを追求することで、ダイナミックな表現者の星【傷官】の星は開花します。

【傷官】という星を、俳優という職業を通して地で生きてきた三浦春馬さんの姿がここにもありました。

参照|木村花さんの命式にある2つの【食神】と大運【傷官 / 絶】

【傷官】という星は、最近とても気になっている星の一つでした。

じつは、今年5月に自死した女子プロレスラーの 木村花さん の現在の大運が【傷官 / 絶】だったのです(当時23歳)

こちらが、木村花さんの命式です。

木村花さんは命式に【食神】が2つあるので、【食神】の特長が強く顕れるか、【傷官】の特長が顕れると解釈します。

こちらが、木村花さんの大運表です。

木村花さんは23歳で亡くなりましたが、22歳で30年周期の人生の大きな節目(接木運)を迎えていました。

くわしくはこちらで書いているので、興味があればお読みください。

【節木運】30年周期で人生上の方向性が大きく変わる節目

精神科医の樺沢紫苑先生も、三浦春馬さんのニュースを受けて、自殺を防ぐ最も効果的な方法は「相談」だと、今日発行のメルマガで伝えていました。

「相談しても問題は解決しないから、相談しても無駄」と言うかたは多い。しかし、相談することで、「ガス抜き」「ストレス発散」ができますから、確実に、間違いなく自殺をリスクを減らすことはできるのです。

三浦さんは、おそらく誰にも相談できなかったのだろうと思います。

② 三浦春馬さんの命式の【納音】

三浦春馬さんの読み進めるなかで、もう一つ気になったのが 納音 なっちんです。

日柱の干支【庚子 かのえねと、年柱の干支【庚午 かのえうまの干支同士の関係を 納音 といいます。

納音なっちん)

天干が同じで、地支が〝冲(ちゅう)〟の関係

 

〝冲〟とは、円形に配した十二支のうち、真向かいに位置する支の関係のこと

※全6パターンある

 

上のチャートを見ると、【子】【午】は真向かいに位置することがわかります。

納音の読み方
  • 物事が崩れたり、できかかったものが白紙に戻りやすい
  • アクセスとブレーキを両方同時に踏んでいるようなイメージ

納音 なっちん には「物事が崩れたり、できかかったものが白紙に戻る危うい状態」という意味があります。

アクセスとブレーキを両方同時に踏んでいるようなイメージ。

そんなふうに喩えることもできます。

前に進みたいのに、なかなか進まない。

意気込んで動いてはみたものの、思ったように運ばない。

三浦春馬さんの命式には、あらかじめそのような性質が組み込まれている、と読むことができます。

命式に 納音 を持つ三浦春馬さんは、やや厳しい運命を持って生まれた方であったことが命式から感じられました。

③ 三浦春馬さんの日柱【印綬】

文春オンラインで、三浦春馬さんが親友に明かしていた家族との葛藤について報じられています。

この記事に書かれている内容は、三浦さんの命式の日柱の干支と年柱の干支の 納音 に重ねて読みたくなります。

「長年、春馬を悩ませていたのは家族とお金に他なりません。芸能界で売れるにつれ、家族の生活は派手になる一方で……。彼の家族と何度も顔を合わせたこともありますが、春馬との関係が歪になっていく様も目の当たりにしてきました」

母親の離婚後、2017年頃、A氏は三浦から耳を疑うような発言を聞かされる。

「結局はお金のことばかり。今はとにかく両親と関わりたくない。あの人たちとは、二度と会いたくないんだ」

さらに三浦は「もう頭にきたから、地元の役所まで行って、籍を抜いてきた」と家族関係の“断絶”まで宣言したのだった。

「結局はお金」三浦春馬が親友に明かしていた家族との葛藤

三浦春馬さんは、お母様との関係に苦しめられてきたと書かれています。

もし三浦春馬さんの出生時間が1990年4月5日、10時13時以降に生まれていた場合は、以下の命式です。

年柱にある【印綬】という星は「母親」という意味もあり、もともと三浦さんはお母様との縁の強い命式をお持ちでした。

20代で成功をなし遂げた著名人は、命式の年柱に【印綬】を持っている方が多い傾向が見られます。

具体的には、ジャニーズタレントの滝沢秀明さん、フィギュアスケーターの高橋大輔さん浅田真央さん羽生結弦さん元貴乃花親方、そして、元女子レスリングの吉田沙保里さんなどがあげられます。

こちらで具体的に命式を出していますので、よろしければお読みください。

ほかにも、Twitterで親しくしているみゅうさんも命式の年柱に【印綬】があります。

みゅうさんはお母様との関係に長年苦しめられてきた女性です。

こちらの記事ではみゅうさんとお母様の相克関係について、四柱推命で読み解いています。

母と娘の相剋を超えるために〜みゅうさんの note「母のこと」を四柱推命で読む

くるみ

母親との関係に苦しめられている方は、命式の年柱に【印綬】があるかもしれません

④ 三浦春馬さんの【年運律音】

今年2020年は、三浦春馬さんにとって特別な年でもありました。

いわゆる年運律音 ねんうんりっちん という年回りだったからです。

年運律音とは、その年の干支と、日柱の干支が同じであることをいいます。

三浦春馬さんにとって、今年は、60年に一度訪れる節目の年でした。

以下が、三浦春馬さんの命式ですが、三浦さん自身を示す日柱の干支【庚子】と2020年【庚子】が同じであることがわかります。

年運律音の解釈の仕方はいくつかあります。

良い効果としては、普段では成し遂げることのできないようなスケールの大きい成果を残すことができる、というものです。

自分の干支に、その年の干支が重なることから、自分が二人いるような運に恵まれる=二馬力の成果を残せる、という意味合いからそう解釈します。

いっぽう、強制的に再スタートをかけることになるタイミングである、という解釈もあります。

律音 りっちんは、自分が生まれた日の運気が命運(大運、年運、月運、日運)にめぐることから、強制的に生まれ直すような出来事が起こりやすいのです。

具体的には、「何かのきっかけで、見てみぬフリをしていたことや、逃げてきた課題に向き合うことになる」「大きな出来事が起きて、強制的に方向転換に迫られる」などがあげられます。

これまで通りの流れで生きるのか? 新しい流れで生きていくのか?

どちらで生きていくのかを問いただされるタイミング。

それが、律音 です。

⑤ 三浦春馬さんの命日の干支歴と「Night Diver」の演出

三浦春馬さんの「Night Diver」のミュージックビデオが、2020年7月24日放送の「ミュージックステーション」で公開されました。

三浦春馬さんの命式と、命を断った7月18日の命式の五行バランスを知って、驚きました。

2020年7月18日の五行バランスは、「Night Diver」の演出に重ね合わせて見えてからです。

MVの三浦さんは、真っ白なシャツに、黒のパンツという装いでした

庚=(金の五行)、子=(水の五行)

この白いシャツと黒いパンツのコーディネイトは、三浦春馬さん自身を表す【庚子】の五行の色でもあるのです。

さらに、三浦春馬さんが、亡くなった2020年7月18日の干支暦が、以下になります。

日:壬戌(・土)

月:癸未(・土)

年:庚子(金・

大運:癸未(・土)

2020年7月18日は、水の五行が非常に強い一日でした。

MVの演出は、白いシャツと黒いパンツのコーディネイトの三浦さんが、水びたしのステージを水しぶきをあげながら裸足で踊る、というものです。

「Night Diver」の演出は、三浦さんの最期の日になった、2020年7月18日(水の五行が非常に強い一日)を予見していたかのように見えました。

「Night Diver」の歌詞も意味深長で、三浦さんの命式が宿命的に持っている葛藤(納音)を示しているように感じられます。

もともと三浦春馬さんの命式は、金の五行が強いのが特長です。

今年の年干支【庚子】の【 かのえ】も金の五行の十干で、金の五行が過剰な一年でした。

かのえ】には「白黒ハッキリさせたがる」という意味がありますが、年運の十干【庚】が、三浦さんに意思決定を迫っているようにも読めました。

くわえて、10年周期の社会運を示す大運も、今年から切り替わっていました。

大運の変わり目は、次の運気に慣れるまで不安定になり、注意が必要だともいわれています。

そんな三浦春馬さんは、年運律音という60年に一度の節目の年に、自ら命を断ちました。

三浦春馬さんの追悼サイトが開設されました。多くの方々が三浦さんの死を悼んでいます。

くるみ

三浦春馬さんが何に悩み、苦しみ、自ら死を選んだのか知る由もありませんが、いまはただ冥福を祈りたいと思います。