気になる話題の人の命式を調べて、四柱推命講座で学んだことをアウトプット。
自習効果があるので、《四柱推命ザツ鑑定 トレンドPICK UP》を書いています。
くるみ
気になったのは、こちらのツイート。
将棋の第61期王位戦挑戦者決定戦についてのニュース。
先手の最年少棋士、藤井聡太七段が、127手で永瀬拓矢二冠(叡王、王座)に勝ったという話題です。
将棋の王位戦挑戦者決定戦が、東京都内で指され、最年少棋士、藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠=叡王、王座=に勝利しました。7月1日に愛知県豊橋市で開幕する木村一基王位との7番勝負に挑みます。
記事→https://t.co/B8OruNvK6C ロングバージョン→https://t.co/Dc8NiEsUsI#藤井聡太 #藤井七段 pic.twitter.com/zQYqKdNSV2— 時事通信映像ニュース (@jiji_images) June 23, 2020
現在、高校一年生の最年少棋士・藤井聡太七段は、2020年7月1日【乙巳】に愛知県豊橋市で開幕する木村一基王位(47歳)との7番勝負に挑みます。
2020年6月28日【壬寅】、藤井聡太七段は、タイトル戦「第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負」で、渡辺明棋聖(36歳)=棋王・王将=に挑みます。
くるみ
圧倒的な強さで魅せる藤井聡太さん。その秘密は、五行バランス:食傷 / 官星陥没タイプ、現在の運気を示す年柱【劫財 / 帝旺】に表れていました。
四柱推命鑑定を進めていきましょう♬
藤井聡太さんを四柱推命鑑定|命式
こちらが藤井聡太さんの命式と通変星のパラメーターです。
四柱推命では、その人の内面性や大切したい価値観を命式の日柱の十干(じっかん)と干支(かんし)で読みます。
藤井聡太さんの日柱の十干(じっかん)と干支(かんし)は、こちら。
戊(つちのえ)
イメージ:高くそびえる山
キーワード:義理、現実派、信用、面倒見、親分肌、気分屋、破壊
- 基本的にどっしりとしていて頼りがいのある人
- 人を惹きつける魅力がある(山には豊かな自然があって、人が集まってくることから)
- 誰とでもすぐに仲良くなれる性分、人付き合いは広く浅い傾向
- お天気屋さんの面も(山の天気は変わりやすいことから)
- 意外と頑固な面も
戊子(つちのえね)干支番号25
イメージ:冬の山
- 温厚で控えめな平和主義者(人とのトラブルを極端に嫌う面もある)
- 裏表のなく明朗快活
- 正義感が強く、物事をハッキリ言うが、気持ちはとても優しい人(正直さ、率直さが仇にも助けにもなる)
- さっぱりとした人柄で、大物の雰囲気を持っている
- どんなことにも好奇心を示し、未知なるものへの挑戦、行動力を持っている
くるみ
何事にも動じない【戊】。【戊子】のチャレンジ精神の旺盛さやバイタリティの旺盛なところは、藤井聡太さんそものものです♬
藤井聡太さんを四柱推命鑑定|五行バランスは?
こちらが藤井聡太さんの命式の五行バランスチャートです。
五行バランスチャートとは、〝四柱推命〟の言葉どおり4柱(年柱、月柱、日柱、時柱)の干支の五行バランスを調べて作成したチャートのこと。
藤井聡太さんは、食傷 / 官星陥没タイプ。
食傷 / 官星陥没タイプは、主体性をしっかりと持った行動派の命式です。
食傷 / 官星陥没タイプ
- 主体性があり、行動派
- バイタリティも強く、物事を最後まで貫く意志力もある
- つねに学びの姿勢を忘れない謙虚な人
- 事例を集め、じっくりと考えてから実行する
- 現実にねざした考え方ができるだけ成功をつかみやすい
- 自分にメリットの無いことには首を突っ込まない
- 一匹狼で人から指図されるのが嫌い
- 知略派で「これをやったらこうなる」というのが感覚的にわかる
- 元来、非常に強い運気の持ち主
- 強運を不動のものにするには、自分の利益を度外視した社会貢献などをすると良い
くるみ
確固たる自己(比劫)、現実性や計画性(財)、向上心や探究心(印)が揃っている食傷 / 官星陥没タイプは、非常に強い運気の持ち主。
棋士・藤井聡太さんの圧倒的な強さの秘密が、五行バランスからも見えました♬
藤井聡太さんを四柱推命鑑定|年柱【劫財 / 帝旺】
くるみ
四柱推命では【劫財】と【帝旺】が命式の同じ柱や大運表にある場合、特別な組み合わせとして読みます
【劫財 ごうざい / 帝旺】は、圧倒的なリーダーシップを誇る〝カリスマ〟の星。
企業経営のトップなど、頂点に立って強力なパワーを発揮するために生まれてきた指導者の星です。
劫財(ごうざい)
自分本位、社交性、強い自負心、競争心、上昇志向、大胆、策士、内面的な闘志、チャレンジ精神、浪費
- 意地と頑張りの星
- ほしいものはどんな手段をとっても手に入れる
- スリルとスピード感を重視
- ナメられることを一番嫌う
- 緻密なことには不向き
- 組織をつくって独立するとよい
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帝旺
(イメージ)頭領
(キーワード)カリスマ、独立、トップ、統率力、わがまま、ワンマン、ギャンブル
(特長)絶対的な存在、図抜けたパワーと強烈な個性の持ち主、試練を乗り越える、男性を対象にして成功
【劫財】【帝旺】は、どちらも強いパワーを持っている星。
ちなみに、この【劫財】【帝旺】が、命式のどこにあるかによって読み方も変わります。
藤井聡太さんの【劫財】【帝旺】は年柱にあるため、幼少期〜20代に作用が顕れると読みます。
【劫財 / 帝旺】の読み方
※命式のそれぞれの柱の縦に並んでいなくても【劫財】と【帝旺】があればその要素はある
- 年柱:幼少期〜20代に影響(この時期に大成功し、その業界で一世風靡)
- 月柱:壮年期(30代〜50代)、仕事運やオフィシャルな活動にもっとも影響。その業界でトップをめざして出世したり、組織をつくって独立をめざすとよい
- ◎月柱の蔵干通変星と十二運星の組み合わせが最強
- 日柱:その人の性質や家庭運、プライベートな活動に影響(男性の場合は〝超亭主関白〟。強いエネルギーの扱い方には配慮も必要)
- 時柱:晩年運に影響(財運低下の傾向があると読むので、早期の対策を講じるとよい)
藤井聡太さんといえば、2016年(当時14歳2ヶ月)に史上最年少で四段昇段(プロ入り)を果たし、プロ入りから無敗のまま公式戦最多連勝記録(29連勝)を樹立。
年柱【劫財】【帝旺】の「幼少期〜20代の時期に大成功し、その業界で一世風靡」というのを地で行っています。
藤井聡太さんの負けず嫌いな性格は知られるところで、幼いころは負けるたびに号泣して周囲の目を惹いていました。
藤井聡太さんの憧れの棋士・谷川浩司さんとの対戦したのは8歳のときでした。
谷川浩司棋士から引き分けを提案されたとき、将棋盤から離れられなくなるほど猛烈に泣き始めてしまい、手の施しようがなかったというエピソードもあります。
くるみ
【劫財 / 帝旺】は、ひとことで言えば〝ジャイアンの星〟
エゴが全面に出てワンマンになり、これが悪い効果として顕れると〝裸の王様〟〝孤立無援〟におちいりがちなので、要注意の星でもあります。
藤井聡太さんを四柱推命鑑定|天剋地冲
藤井聡太さんの人生は、ひとことでいえば波乱万丈。激しい嵐のような人生です。
これは藤井聡太さんの命式にも出ています。
日柱の干支【戊子】と年柱の干支【壬午】を見てください。
この2つの干支の関係は、天干(戊、壬)が相剋の関係で、地支(子、午)が冲の関係です。
これを天剋地冲(天戦地冲ともいう)といいます。
キーワード:破壊、分離、波乱
衝撃的な破壊や分離、破裂の組合せ
- カリスマ性がある
- 特殊な分野で才能を発揮
- どんな挫折や苦労を経験しても這い上がって乗り越える力がある(むしろそこから人生が開けていく)
くるみ
一つ前に鑑定記事をアップした清原和博さんは、日柱と月柱が天剋地冲でした。「カリスマの星、特殊な分野で才能を発揮する星」という意味を強く感じます
藤井聡太さんを四柱推命鑑定|社会運
藤井聡太さんの社会運やキャリア運は、大運で読みます。大運とは10年周期の社会運のこと。
こちらが藤井聡太さんの大運表です。
藤井聡太さんの社会運は、7歳、37歳、67歳に接木運が巡り、30年周期の運気が大きく切り替わります。
現在17歳の藤井聡太さんは、2019年の誕生日で10年周期の社会運が切り替わり、大運【劫財】時代に入りました。
7〜17歳(大運【比肩】)、17〜27歳(大運【劫財】)の20年間は、比劫(自星)が巡るため、基本的な運気の性質は似ています。
運気の特長は次のとおりです。
7〜27歳【比劫】
良い意味でも悪い意味でも〝自分が要因〟となって運気が決まる
自分に関することや、自分の身内に関することが起こりやすい
- ◎気力、体力も充実
- ◎夢に向かって行動的になる
- ◎周囲からも認められ、がんばってきた努力が成果に
- ◎新規開拓、共同事業も吉
- ▲こだわりや主張が強くなり過ぎて運を下げやすくなる
- ▲見栄で浪費したり、イライラして人とぶつかりやすい
- ▲束縛を嫌ってあてもなく組織から飛び出すようなことも
- ▲身内や家族により色々と悩まされることも多い
開運キーワード:自立心、強い意志と欲求、独立心、チャレンジ、自己主張、自分らしさのこだわり、独自性、対等な関係、根気
これを参照に、大運【劫財】時代の藤井聡太さんの社会運の特長や注意点をまとめてみました。
- バイタリティにあふれ、快進撃はさらに続く
- ただし、お人好しになり人に利用されやすい時期。情にほだされないように要注意
- 十二運星【死】の影響で、直感力が冴え、観察力や分析力もアップする
- ただし、後半5年間(22歳以降)は、集中力ダウンやストレスにも注意
くるみ
十二運星【死】は「神社参拝」に縁のある星。実際、鑑定をした方で命式に十二運星【死】がある方は、皆さん、神社参拝を習慣にされていました。
藤井聡太さんも、開運行動の参考にどうぞ♬
④ 藤井聡太さんの今年、来年の運気
現在の命運(大運、年運)の影響で、藤井聡太さんの五行バランスは、以下のように変化しています。
藤井聡太さんの五行バランスは、金の五行(食傷)に星が一つも入っていません。
星が一つも入っていない五行に星が大運干支や年運干支で巡るとき、その人の運が動くと読みます。
2020年の年干支【庚子】、2021年の年干支【辛丑】が巡るため、金の五行(食傷)が動きます。
したがって、今年、来年は、藤井聡太さんの運が大きく動く2年間になります。
【食傷】が動くときは、以下のような作用が表れます。
【食傷】が動くとき
自分自身のこだわりが強くなりやすい時期
非常に気分が消耗しやすい時期
- ◎交際範囲が広がり新しい人間関係が広がる
- ◎着想やアイデアがはまって企画が成功
- ◎芸術などを始めるのも適している
- ◎恋愛関係も楽しくなる
- ▲気分が消耗しやすく感情的になりやすい(口論、毒舌など)
- ▲集中力がなく、気持ちが落ち着かない
- ▲交通事故や手足の病気に注意
- ▲お金を浪費しやすい
開運キーワード:思いやりの心、気遣い、物事へのこだわり、熱心さ、自己表現、自己PR、伝達や報告、宣伝や広告を出す、美的センス、自由な発想、あそび心、童心に返る、既存のものを疑ってみる、質の高いものに触れる
藤井聡太さんの五行バランスは、【食傷】の星が一つもありません。
したがって、藤井聡太さんはあまり自分の考えや感情を表に出さないタイプ。
ただ、この【食傷】が動く2年間は「自分のことを知ってほしい、自分のことをわかってほしい」という星が動きます。
くるみ
表情豊かな藤井聡太さんを見られるかもしれませんね♬
うれしいニュースが舞い込んできました。
藤井七段が初タイトル獲得https://t.co/6EjGM3g8Nb
将棋の棋聖戦第4局で藤井聡太七段が渡辺明棋聖に勝ち、17歳11カ月の史上最年少記録でタイトルを獲得しました。(中)
写真は勝利した第1局後の記者会見 pic.twitter.com/zIqqjb9vOZ
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) July 16, 2020
2020年8月20日、将棋の藤井聡太棋聖が、八大タイトルの一つ「王位戦」の七番勝負を4連勝で制覇。
18歳1か月で棋聖と王位の「二冠」になり、同時に八段に昇段したというニュースが舞い込んできました。
将棋の藤井聡太棋聖が、八大タイトルの1つ「王位戦」の七番勝負を4連勝で制して18歳1か月で棋聖と王位の「二冠」になり、同時に八段に昇段しました。https://t.co/zWrQfcOBqs#nhk_news #nhk_video pic.twitter.com/XVPzQFfZ3x
— NHKニュース (@nhk_news) August 20, 2020
23日朝刊では、藤井聡太王位の連載第2回に加えて、1ページ特集「藤井聡太 八冠への道」も掲載しています。現在、将棋界最高峰の八大タイトルを、渡辺三冠、豊島竜王、永瀬二冠、藤井二冠の4人で分け合う構図を大型グラフィックでまとめました。各棋士のユニークな愛称も。保存版です。#王位戦 pic.twitter.com/nQFz8Z5qwW
— 東京新聞文化芸能部文化班 (@tokyobunkabu) August 23, 2020
くるみ
18歳1か月で棋聖と王位の「二冠」、同時に八段に昇段、おめでとうございます!
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