竹内結子さんを四柱推命で哀悼鑑定。鬱(うつ)に影響しやすい星の影響も

俳優の竹内結子さんが2020年9月27日に死去されたことを、Twitterのタイムラインで知りました。

竹内結子さんを知ったのは、1999年に放送された NHK連続テレビ小説『あすか』。

共演した中村獅童さんとの結婚にもつながった映画『いま、会いにゆきます』は、劇場で観賞しました。

飾らないキュートな雰囲気が大好きな女優さんでした。

竹内結子さんはどのような命式の持ち主だったのか?

現在、どのような運気に見舞われているのか?

生年月日を調べてみることにしました。

出生時間はわからないため、三柱で命式と通変星のパラメーターを出してみました。

① 竹内結子さんの命式の特長

こちらが竹内結子さんの命式と通変星のパラメーターです。

四柱推命では、その人の内面性や大切したい価値観を命式の日柱十干(じっかん)干支(かんし)で読みます。

命式の赤枠で囲んだ部分が、日柱の干支になります。

竹内結子さん日柱十干(じっかん)干支(かんし)は、【甲辰 きのえたつ

(きのえ)

イメージ:大きな樹木

キーワード:思考、誇り、向上心、常識、勇敢、プライドが高い

  • 直情的で一本気、妥協を許さない
  • 常に向上心に溢れていて、人生の高みをめざしていく人
  • プライドが高く、頭を抑えつけられると意固地になる

甲辰(きのえたつ)干支番号41

イメージ:春の樹木

  • いつも穏やかで温かく、人から好感をもたれやすい
  • 表面的には正義感の塊のイメージ(モラルに反することが嫌い)、意外と怒りっぽい面も
  • プライドが高くて、人からアタマを抑えつけられることを嫌う
  • 自分を飾り立てることはあまりなく、人に対して格好つけずに付き合うことができる
  • 冷静な観察眼があって物事の本質を見抜く目を持っている(物事について達観していて、ときに、人から変わり者扱いされる場合もある)
  • 本来は慎重で控えめ。軽率な行動を嫌い、内容のある人間関係を築いていこうとする

② 竹内結子さんの大運と今年の運気

現在の竹内結子さんの社会運は、大運(だいうん/たいうん)で読みます。

竹内結子さんは、19歳前後、49歳前後、79歳前後で30年周期の運気の節目(接木運)を迎えます。

接木運(せつぼくうん)

  • 30年に一度巡ってくる方向性が大きく変わる時期
  • 4つの大運支の季節の切り替わり(丑と寅の間、辰と巳の間、未と申の間、戌と亥の間)に起こる
  • この時期は、これまでの方向性を必然的に変えざるを得なくなるため、その前後の年回りは、新しい運気の流れに馴れるまで苦しい時期と感じやすい傾向がある
  • 次に巡る運気に馴れるまでの時間は人それぞれ(短くて半年、長くて2年くらい要する)

今年竹内結子さんは40歳ですが、39歳前後で、大運(10年周期の社会運)が切り替わっていました。

19歳〜39歳までの20年間は、女優としての大活躍にも重なる自己表現の星【食傷(食神/傷官)】が巡っていました。

39歳〜49歳の10年間は、【劫財】が巡っています。

大運に【劫財】が巡る時期の特長は、以下のとおりです。

【比劫】

良い意味でも悪い意味でも〝自分が要因〟となって運気が決まる

自分に関することや、自分の身内に関することが起こりやすい

  • ◎気力、体力も充実
  • ◎夢に向かって行動的になる
  • ◎周囲からも認められ、がんばってきた努力が成果に
  • ◎新規開拓、共同事業も吉
  • ▲こだわりや主張が強くなり過ぎて運を下げやすくなる
  • ▲見栄で浪費したり、イライラして人とぶつかりやすい
  • ▲束縛を嫌ってあてもなく組織から飛び出すようなことも
  • ▲身内や家族により色々と悩まされることも多い

開運キーワード:自立心強い意志と欲求独立心チャレンジ自己主張自分らしさのこだわり独自性対等な関係根気

大運に【比劫】が巡る時期は、結婚や出産、独立などに縁がありますが、実際、竹内結子さんも、2020年1月、第二子を出産されています。

現在の大運干支は【乙亥 きのといで、木と水の五行の干支。

くわえて、今年は2020年の年運干支は【庚子 かのえねで、金と水の五行の干支です。

この2つの干支が、竹内結子さん自身の命式の五行バランスに影響をもたらすことになります。

具体的にどのような作用があるか、というと…

【申 さる】【子 】【辰 たつの3つが揃って三合水局 さんごうすいきょくが成立し、竹内結子さんの命式において水の五行が強くなります。

竹内結子さんの命式で水の五行は【印】になります。

ただし、竹内結子さんの命式には【印】の星がありませんので、今年、来年は竹内さんの運が大きく動く一年である、と読みます。

命運に【印】の星が巡る時期の特長をまとめたのがこちらです。

【印】

良い意味でも悪い意味でもいろいろと考えさせられる時期

学びと内省にふさわしい時期

  • ◎考えることが理に叶っている時期で尊敬される
  • ◎目上の引き立てで大抜擢の可能性も
  • ◎資格やスキルの習得にも適している
  • ◎集中力が上がるため、学びに没頭して大きな成果が得られる
  • ▲依存心が強くなり精神的に不安定になりやすい(鬱や引きこもりなどにも注意)
  • ▲心が内側に籠もりやすい
  • ▲目上や母親とのトラブルに発展しやすい
  • ▲自分の世界から出られなくなりやすいので要注意

開運キーワード:向上心分析力洞察力学習意欲資格やスキルの取得熟考内省人に上手に取り入る

③ 竹内結子さんと推命気温と産後うつ

Twitter では「産後うつで苦しんでいたのではないか?」という憶測も見られました。

四柱推命の視点で見てみると、あながち外れてもいないことがわかりました。

理由は、命式の温度を下げる働きをする十二支が、大運、年運で巡っているためです。

四柱推命には、推命気温という考え方があります。

推命気温とは、命式の仮想上の温度のこと。

原則として、火の五行は命式の温度を上げる働きをし、いっぽう、水の五行は命式の温度を下げる働きをします。

の五行(命式の温度を上げる)

  • 十干:ひのえひのと
  • 十二支:うま

の五行(命式の温度を下げる)

  • 十干: みずのえ みずのと
  • 十二支:

今年の干支【庚子】の十二支【子】、竹内結子さんの現在の大運干支【乙亥】の十二支【亥】は、命式の温度を下げる十二支で、メンタルを冷やす状態につながります。

くわえて【印】の星が巡る時期は、心が内側にこもりやすく、うつ症状や引きこもりなどにも注意を要する時期です。

くるみ

竹内結子さんが何に苦しんでいたか想像の域を出ませんが、いまはただ竹内さんの冥福をお祈りしたいと思います。

推命気温についての詳しい説明は、こちらをご参照ください。

【推命気温】うつ病などの精神疾患|水の五行が大運に巡る時期は要注意
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