四柱推命鑑定|花咲詩夢さん( Part.2)

2018年1月から「四柱推命」を学びはじめ、1年と4ヶ月になります。

初鑑定となった花咲詩夢(はなさか しむ)さんとのやりとりで感じたこと。

それは、本気で成長しようと決めた方は、自分の命式に足りない五行を意識して取り入れる努力をしている、ということでした。

きょうは、詩夢さんとのやりとりで気づいたことを書いてみます。

命式を知っていたから鑑定を依頼した

鑑定を進めていくなかで詩夢さんが口にした一言がとても印象的でした。

それは、「森田さんの命式を知らなければ、森田さんに依頼していなかったと思う」という主旨のコメント。

詩夢さんは「命式を知っていなければ、(森田は)敬遠するタイプ。でも、自分にとって必要なものを持っている人だとわかっていたので敢えて鑑定を依頼した」と語っていました。

初耳でした。

わたし自身、詩夢さんの命式や、五行バランスをまったく知らずにお付き合いしていたので、正直なところ驚きでした。

対称的な詩夢さんとわたしの五行バランス

あらためて調べてみると、詩夢さんとわたしの通変五行バランスは対称的であることがわかります。

こちらがわたしたちのチャートです。

詩夢さんの五行バランスで強い「比劫」「食傷」「印」が、わたしの五行バランスでは弱く、かたや詩夢さんの五行バランスで弱い「財」「官」が、わたしの五行バランスでは強いことがわかります。

詩夢さんの五行バランスで弱く、わたしが強い「財」「官」の意味は次のとおりです。

「財」目的となる対象物(お金、人脈、将来性、計画性、夢、ビジョンなど

「官」秩序、ルール(ここから派生して、プレッシャーや責任感など

わたしは四柱推命講座修了生の学びのコミュニティ(Facebookページ)の管理人をしています。

コミュニティメンバーのやなかえつこさん(四柱推命を最初に教えてくれた先生)から、「コミュニティの管理人は森田さんに適任。森田さんの良さが活かされている」と言われたことがありました。

これは、わたしの命式を見れば一目瞭然です。

筆者の命式

実際に職場でも〝調整能力〟や〝着実な実務推進力〟を期待される場面がよくあります。

参加メンバーが快適に仕事を進められるよう、必要な環境を整える仕事です。

日柱に十二運星の【長生】を持っています。

【長生】は〝調整能力〟の【長生】だと自分ではとらえています。

詩夢さんは、Facebookグループなどでのやりとりで、わたしのことをよく見てくれていたようです。

今回の鑑定でその理由がよくわかりました。

足りない五行の活かし方、いろいろ

このように、五行バランスを意識して、お互いの強み、弱み、持ち味を活かし合う方法があります。

詩夢さんは、これを積極的に実践されているというわけです。

自分の命式の特長を知ることで、何が足りないかがわかります。

足りないものは、自分自身で努力して補うもよし、不足している五行を持っている人と関わるもよし。

四柱推命の活かし方が、ここにあります。

五行を活かしたコーディネイトも提案

鳥海流四柱推命の講座修了生は、女性が大半で華やかなタイプが際立っています。

かたや詩夢さんといえば、大学時代は冒険部、システマ(ロシアの武術、軍隊格闘術)をたしなむ超アクティブなタイプです。

「自分のゴールイメージが描けるような鑑定をしてほしい」とリクエストしてくれた詩夢さん。

どんなゴールイメージ(自分自身の見せ方など)を求めているのか、気にかかっていました。

鑑定場所に向かう途中にあったブティック前で、たまたま見かけたのがこちら。

「このコーディネイト、詩夢さんの雰囲気だなぁ。イエローのアウターは「土」の五行カラーだし、グレーや黒は不足している「水」の五行カラーだから開運ファッションの提案に役立ちそう」

と感じてパチリ。

詩夢さんにこの写真を見せたところ、「大学時代、こういう格好してましたよ!」とのことでした。

自分を〝変える〟ではなく自分に〝還る〟

帰りがけに本屋に立ち寄りました。

山中伸弥教授の新刊本『山中教授の自分を変える練習』というタイトルにふと目がとまりました。

自分を変えるか・・・(ふぅ〜む)

詩夢さんはもちろん、四柱推命を学んだ仲間たちがそろって口にするのは、「自分を〝変える〟ではなく、自分に〝還る〟ことがいかに大切か」ということです。

『四柱推命で自分に還る練習』

そんなタイトルの本をいつか書けたらいいなぁ、と思いながら書店を後にしました。

〝コミュニティの時代〟が訪れているなか、人と人とのつながり方(出会い方)が、さまざまな可能性を開いていくと思っています。

ここに五行思想が役立つ予感もあります。よろしければこちらの記事もお読みください。

小学生への接し方に悩む、ある教師の工夫とは?〜四柱推命を教室で活用する方法

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