占いサービスを利用したときに、録音をした経験はありますか?
録音を聴き直して、復習に役立てるために、占いの録音がOKだったらいいのに、と思ったことはありませんか?
この記事では、現在、四柱推命鑑定師として活動中の私が、占いのヘビーユーザー経験をもとに編み出した「自分の占いスタイル」についてお話しします。
くるみ
このまま読み進めていってくださいね!
じつは、占いを録音していました
インターネットの相談サイトで、次のような投稿が目に止まりました。
- 占いで、鑑定師から言われた内容を忘れないように録音していた。
- 鑑定師に、録音している場面を見られてしまった。
- 鑑定師の立場から、これは不快に感じるか?
じつは私も、占いを利用するときは、こっそりと録音をしていました。
録音をする理由はもちろん、占いが終わった後、落ち着いた精神状態で聴き直して復習するためです。
だって、占いを受けているときって、かなり緊張状態にありますから…
当時、録音には、ICレコーダーやカセットテープレコーダーを使っていました。
占い師の立場を考えれば、事前に一言ことわりを入れてから録音するのがマナーだと思います。
でも、「録音していいですか?」と聴きづらくて、占い師に気づかれないように、私はこっそりと録音ボタンを押していました。
占い師はこれに気づかなかったのか、見てみぬふりをしてくれていたのかわかりませんが、お咎めを受けたことは一度もありませんでした。
占い師になって「占いの録音」に思うこと
2018年、四柱推命を本格的に勉強し、現在は鑑定師として活動しています。
占いを利用する立場から一転。占いをする立場になり、「占いの録音OKを全面に出したサービス」を提供しています。
「占いの録音は厳禁」という鑑定師が大半かと思います。
しかし、鑑定依頼者さんの「占いを録音したい気持の根底にある動機」が痛いほどわかるため、このスタイルを取りました。
その動機とは、もちろん「占いのアドバイスを活かして、人生をよりよい方向に軌道修正したい!」という強い思いです。
占いで録音をOKし、データを提供する理由
占いで、録音/録画データを提供している理由は、主に3つあります。
記憶が薄れ、ふりかえりが難しくなる
一つ目は、もらったアドバイスも時の流れとともに記憶が薄れ、後からふりかえることが難しくなるためです。
人の記憶は不確かなもので、時間の経過とともに、過去の記憶も自分に都合良く更新されてしまうものです。
悩みが深い方ほど、同じ悩みが堂々巡りして、次の一歩を踏み出せない状況に陥りがちです。
鑑定の記録がデータとして残っていれば、これを紐解いて活かすことができる、と考えているのです。
人間は、自分が理解できる範囲の物事しか理解できない
二つ目は、「人間は、自分が理解できる範囲の物事しか理解できない」と考えているためです。
正直、四柱推命占いには、馴染みのない漢字や言葉がたくさん出てきます。
悩みの解決に必要なアドバイスをわかりやすく伝えようと心がけていますが、一度の説明だけではわからないものです。
なぜなら、「人間は、自分が理解できる範囲の物事しか理解できない」。
これが前提だからです。
そこで、テキストや動画で鑑定の記録を見返して理解を深めてもらいたい、と考えているのです。
占いは無形商品で、やや高額である
三つ目は、占いというサービスが、カタチの無い商品で、値段もそれなりに張るためです。
ところで、〝占いジプシー〟という言葉をご存知でしょうか?
占いジプシーとは、悩みや不満が生まれるたびに占いを利用し、占い師の導きなしではいられない状態になってしまった人のことを言います。
占いを、その場しのぎのストレス発散法のように使って、その結果、占い依存に陥り、悩みが解決しないばかりかお金を散財している方、といってもいいかもしれません。
私自身も、一時期そういう時期があったので他人事とは思えません。
このような〝占いジプシー〟を生み出す要因は、占いがコミュニケーション型の無形商品であることにあると考えています。
自身の苦い経験からも、カタチの無い商品の購入には、注意が必要だと思っています。
そこで、録音/録画データを鑑定資料として提供し、「コスパ最強!」と感じてもらえる内容にしました。
実体験から考えた「こだわりの鑑定スタイル」
私が提供している四柱推命鑑定サービスには、こだわりが2つあります。
① 顔を見ない音声通話
② アドバイスをカタチに残るレポートにすること
この2つのこだわりは、「対面鑑定」を利用してきた自分の苦い経験がもとになっています。
対面鑑定には、2つのデメリットがあると感じてきました。
一つは、もらったアドバイスも時の流れとともに記憶が薄れ、後からふりかえることが難しくなること。
もう一つは、対面鑑定はお互いが初対面で顔を見ながら受けるため、緊張しがちだということ。
実際、ドキドキして質問ができなかったり、メモをとる余裕もなく、持ち時間が終わってしまったことがたびたびありました。
だから、私自身、占いを録音していたわけですが、どこか後ろめたい感覚もありました。
こうした苦い実体験をふまえて、顔を見ないでお互いの〝声〟だけに集中できるようにZoomを使った通話鑑定を採り入れました。
実際の鑑定では、お客さまの不安を解消して、安心して鑑定に臨んでいただけるように心がけています。
具体的には、次のような内容を最初にお伝えしています。
- これから始まるやりとりは、予め用意した「鑑定レポート」をすべてZoom画面で共有しながら進めていくこと。
- この「鑑定レポート」と「Zoom画面収録データ」は、終了後にお渡しすること。
- だから、気になったことだけメモを取り、あとはリラックスして対話に集中してほしいこと。
鑑定レポートは、その後の人生で判断が必要なときに、その人の大切な記録として活かされるものです。
「鑑定を受けようと思った動機や目的」
「生き方の見直しに必要な行動指針やアドバイス」
鑑定レポートにはこの2つが記され、いつでも読み返せるかたちで手元にあってほしいと考えているのです。
お客さまの声
実際、鑑定を利用されたお客さまにとって、「鑑定レポート」と「Zoom画面収録データ」の提供が、高い満足度につながっていることがわかります。
くるみ
通常占いなどはその場で聞いておしまいなので、あとで振り返ったときに内容が入り繰ったりして混乱してしまうことがあるけれど、資料や音声データをいただけるので振り返ることができ有難い。
資料を見ながら説明してくださったので、とてもお話が入ってきやすく、またデータをいただけたことは今後の人生の地図をいただけたような感じで嬉しいです。資料と音声を再度聞き直し見ることができて、セッション中に気づかなかったことも後で改めて合点がいきました。
満足ポイントは、作成していただいた鑑定資料が驚くほど充実していたことです。私は全く四柱推命がわからないので、鑑定中に四柱推命の説明していただいてもよくわからなかったのですが、鑑定の音声データーと資料を後でじっくりと見返すことで理解できました。何年たっても変わるものではないので、一生使わせていただきます。
鑑定書のわかりやすさです。セッション動画も含めて詳細データを提供いただけましたので、自分自身のトリセツの復習を繰り返しできることは大変有難いです。説明文もわかりやすく書いていただいていますが、専門的な用語については、くるみさんのブログと合わせて読むことで四柱推命の理解が深まります。
くるみさんの鑑定セッションは、その後データとして共有して自分の手元に残り、何度も見返すことが出来るのが一番の強みです。
何よりもセッション後に資料を頂けるのと、音声録音したデータを頂けるのがよかったです!セッション中は聞くことに一生懸命になっていて、後から見返したときに、「あれ?ここなんか言ってたけどなんだったっけ?」が多くて、なんどもなんども納得いくまで聞き返して、繰り返すことで自分についてもっと理解が深まっていく…て感じでした!
事前に基本資料を送ってもらえるだけでなく、鑑定後も内容を振り返るときに役立つZoom録画データや鑑定時の説明資料まで送ってもらえて、他にはないサービスに感激いたしました。
くるみ
まとめ
占いが必要な場面は、たいてい人生の分岐点です。
占いを必要としている方は、現状に不満や不安を抱えながらも、占いの言葉や視点をヒントに「現実を変えたい!」「人生を変えたい!」という思いが溢れている方々ばかりです。
だからこそ、占いの言葉や視点は「テキストや音声資料というパッケージ」として手の届くところにあるべきだと考えているのです。
占いを受けたときの自分に、いつでも立ち戻れるように。
そして、悩みや迷いが晴れた暁には、「当時の自分は、あんなことを相談していたんだなぁ」と、〝ひとつの人生の思い出〟として懐かしくふり返ることができるように。
記録を残して、活かす。
これが、私の占いの使い方であり、鑑定師としての寄り添い方なのです。
インターネットの相談サイトで目にした「占いを録音してもいいものですか?」という質問がきっかけで、私の鑑定スタイルについて熱い思いを綴ることになりました。
私の思いと、提供している《四柱推命★フォーチュンセッション》が、「現実を変えたい!」「人生を変えたい!」と感じている あなた のもとに届きますように。