四柱推命ザツ鑑定101｜みゅうさんの三男さん

四柱推命ザツ鑑定、１０１番目は、みゅうさんの三男さんです。

みゅうさんとツイッターを通じたやりとりで、長男さんをはじめ、次男さん、三男さんの鑑定を引き受けることになりました。

９９番目にみゅうさんの長男さん、１００番目に次男さんの鑑定を、そして今回は三男さんと続きます。

まずははじめに、母、みゅうさんについてご紹介しましょう。

みゅうさんといえば、借金完済シングルマザー。

プロフィールは2020.4.15現在

元夫だった方のモラハラ、多重債務に耐えきれず、三人の息子さんを抱え、借金を背負って離婚。

さまざまな制度を利用して生活を立て直し、離婚から３年後、晴れて借金完済！

みゅうさんは、離婚への一歩を踏み出せない方々を応援する情報をブログ＆ツイッターで発信中です。

みゅうさんの三男さんといえば、今年４月に晴れて高校一年生に。

くるみ

ご入学、おめでとうございます㊗

が、しかーし、新型コロナウィルスの緊急事態宣言で、入学式が延期、さらには連休明けまで休校という事態に。

今回、わかったのは、三男さんも次男さんに負けず劣らず強い星をお持ちであること。

そう、あの、お化けも逃げ出すほどの強力な意志力を持ったパワフルな干支魁罡（かいごう）の持ち主でした。

さっそく四柱推命鑑定を進めていきましょう。

母：みゅうさん　@myu_myu_melody

※以下の内容はご本人の承認を受けて公開しています

みゅうさんの三男さんってどんな方？

こちらがみゅうさんの三男さんの命式と通変星のパラメーターです。

四柱でなく、三柱で出しています。

※出生時間を表す時柱（じちゅう）は含まれていません。ただし、時柱は把握しているため五行バランスにもとづいて読み進めています

みゅうさんの三男さんの内面性や大切したい価値観をまとめたのがこちら。

命式の日柱の十干、干支で読みます。

戊（つちのえ）

イメージ：高くそびえる山

キーワード：義理、現実派、信用、面倒見、親分肌、気分屋、破壊

基本的にどっしりとしていて頼りがいのある人
人を惹きつける魅力があある（山には豊かな自然があって、人が集まってくることから）
誰とでもすぐに仲良くなれる性分、人付き合いは広く浅い傾向
お天気屋さんの面も（山の天気は変わりやすいことから）
意外と頑固な面も

戊辰（つちのえたつ）干支番号５

イメージ：春の山

善良で面倒見がよく、心が素直で純粋な人
不撓不屈の精神で人生に体当たりする努力家でロマンチスト
束縛が苦手、自由で情熱的な人生をめざす
人からゴチャゴチャと指摘されるのは不得手
組織の中で働くのは不向き
肉親思いで、家族への責任感も厚い

みゅうさんの三男さんの日柱の干支【戊辰】は、お化けも逃げ出すといわれるパワフルな干支魁罡（かいごう）です。

魁罡を持つ人は、非常に強い意志力と明晰な頭脳の持ち主で、激しく荒波に揉まれるような運気の人生を生きる傾向があるといわれています。

魁罡（かいごう）

幽霊も恐れて逃げ出すほどの強い意志力と明晰な頭脳を持つパワフルな干支

魁罡を持つ人は、激しく荒波に揉まれるような運気の人生を生きる傾向があるといわれる

【庚辰】（かのえたつ）
【庚戌】（かのえいぬ）
【戊辰】（つちのえたつ）
【戊戌】（つちのえいぬ）
【壬辰】（みずのえたつ）
【壬戌】（みずのえいぬ）

※流派により異なる

ちなみに、みゅうさんの次男さんは、このパワフルな干支魁罡（かいごう）を命式に二つ持っています。

みゅうさんが、長男さん、次男さんを出産されたのは大運【庚戌 かのえいぬ】。

【庚戌 かのえいぬ】は、次男さんの日柱 / 月柱と同じ干支で、魁罡（かいごう）。

みゅうさんの２６歳〜３６歳の１０年を、次男さんの干支【庚戌】が応援していて、なおかつとっても怒涛のような１０年間だった、と読みます。

参考までに、魁罡（かいごう）について、四柱推命ザツ鑑定補習をお届けしました（笑）

他人との交流や気持ちの繋がりを楽しむ広報運動家タイプ

１６タイプ性格診断（無料）で 三男さんは、次男さんと同じ 広報運動家タイプ。

ザツ鑑定にエントリーしてくれた方に一番多いのが、広報運動家タイプです。

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運が大きく動く時期は？

社会運を示す大運（だいうん / たいうん）で見ていきます。

こちらがみゅうさんの三男さんの大運表。

みゅうさんの三男さんは、１７歳前後、４７歳前後、７７歳前後で３０年周期の運気の節目（接木運）を迎えます。

接木運（せつぼくうん）

３０年に一度巡ってくる方向性が大きく変わる時期

４つの大運支の季節の切り替わり（丑と寅の間、辰と巳の間、未と申の間、戌と亥の間）に起こる

この時期は、これまでの方向性を必然的に変えざるを得なくなるため、その前後の年回りは、新しい運気の流れに馴れるまで苦しい時期と感じやすい傾向がある

次に巡る運気に馴れるまでの時間は人それぞれ（短くて半年、長くて２年くらい要する）

美的センスや表現力を磨いて、知識と経験を積み上げる１０年

現在の大運は【傷官 / 衰】。

通変星【傷官】：型破りで聡明の星、ストレートに物事を表現するクリエイティブな星。

感覚がシャープで、時流を読む力が磨かれる
美意識や美的センスがアップする
同情心や受容性など、感情の起伏が激しくなる（不平不満も抱きやすい）
毒舌でズバズバとものをいうようになるが、反面、傷つきやすくもなる

十二運星【衰】：イメージは「老人」。思慮深く、知識も豊富、慎重、地味

テーマは、美的センスや表現力を磨いて、知識と経験を積み上げること。

【傷官】は、自分のことをわかってほしいという衝動による、物事へのこだわりと表現の星。

三男さんの「自分をわかってほしい！」という気持ちは強くなり（傷官）、自分のセンスをもっと磨きたいという向上心もアップ。

若いながらも、思慮深さで周囲をおだやかにささえる存在として生きる。

そんな１０年間の後半を迎えています。

大運に【傷官】が巡る時期は、センシティブな時期。イライラしがちな傾向もあります。

くわえて、十二運星【衰（すい）】が巡る時期は、疲れやすい、という特長も。

２０２０年４月、高校１年生になったばかりの三男さん、心身ともに体調管理もこころえておくとよいでしょう。

現在の大運（後半）について

まずは現在の大運について（７〜１７歳前後）。

１０年周期の社会運を示す大運は、前半の５年間は天干で、後半の５年間は地支で読みます。

７歳〜（前半）、１２歳前後〜（後半）になります。

前半は【辛（かのと）】の影響を、後半は【未（ひつじ）】の影響を受けます。

今回は、大運の後半を見ていきます。

みゅうさんの三男さんの１２歳〜１７歳前後の５年間は、土の五行（比劫）と火の五行（印）に作用が出ます。

こちらは三男さんの命式の五行バランスの元型です。

この元型が、現在の大運にめぐる地支（未ひつじ）によって以下のように変化します。

上の元型ともう一度見くらべてみてください。

三男さんの五行バランスの【印】は弱（地支のみで、天干が無いため破線にしています）。

四柱推命では、星が入っていない（弱い）五行に星が巡るときに運が大きく動く、と読みます。

１２歳前後〜１７歳の５年間は、三男さんの運が大きく動く時期に。

ただし、一番大きく動く時期は、一つも星が入っていない水の五行（財）が動く時期。

つまり、２０２０〜２０２３年になります。

したがって、１２歳前後〜１７歳の５年間は、三男さんの運が大きく動く時期となります。

現在の大運（後半）の特長について

大運の後半（１２〜１７歳）は、土の五行（比劫）と火の五行（印）に作用が出ます。

具体的に、大運の後半（１２〜１７歳）の運気の特長と留意点についてお話しします。

【比劫】が巡る時期は、良い意味でも悪い意味でも、自分が要因となって運気が決まる時期。

良い効果が出る場合は、気力、体力も充実し、自分の夢や希望に向かってとても行動的になります。

周囲からどんどん認められ、これまでがんばってきた努力が成果として実る時期でもあります。

新しいことにチャレンジしたり、仲間と共同で活動を始めるのも吉。

いっぽう悪い効果が出る場合は、自分のなかのこだわりや主張が強くなり過ぎて、運を下げやすくなる時期。

見栄のためにお金をつかったり、自己主張が激しくなってイライラしたり、人とぶつかりやすくなり不和につながる場合も。

エゴの扱い方には注意が必要です。

・

くわえて、火の五行（印）にも作用が出ます。

【印】が巡る時期は、いろいろと考えさせられるような時期。

学びと内省にふさわしい時期です。

良い効果が出る場合は、考えることが理にかなっている時期なので、人から尊敬されます。

目上からの引き立てによって大抜擢を受けたり、世話をしてもらうなど、ちゃっかりおいしいところもいただけたり。

資格やスキルの習得にもふさわしい時期で、学ぶことに没頭することで大きな成果が得られます。

悪い効果が出る場合は、人に対して甘えやすく、依存心が強くなり精神的に不安定な時期です。

【比劫】【印】が巡る時期は１７歳の誕生日前後まで続きます。

ちなみに、前段でもお伝えしていますが、三男さんは、１７歳の誕生日前後に３０年周期の大きな運気が切り替わります（接木運）。

※どのような運気になるかは、折を見て、追記させてしたいと思っています。

接木運（せつぼくうん）

３０年に一度巡ってくる方向性が大きく変わる時期

４つの大運支の季節の切り替わり（丑と寅の間、辰と巳の間、未と申の間、戌と亥の間）に起こる

この時期は、これまでの方向性を必然的に変えざるを得なくなるため、その前後の年回りは、新しい運気の流れに馴れるまで苦しい時期と感じやすい傾向がある

次に巡る運気に馴れるまでの時間は人それぞれ（短くて半年、長くて２年くらい要する）

２０２０年、２１年の運気の特長は？

つづいて、２０２０年（庚子）、２１年（辛丑）について。

この２年間、みゅうさんの三男さんの五行バランスでは、金の五行【食傷】と、水の五行【財】に影響が出ます。

こちらが五行バランスの元型です。

この元型が、以下のように変化します。

みゅうさんの三男さんの五行バランスは、もともと【財（水の五行）】に星が一つも入っていません。

三男さんの五行バランスのように、【比劫】が強くて【財】がないタイプは、ある意味、心は平和な状態です。

運勢上に【財】が巡ってこなければ、夢や理想、目標といったことに関心のないいまま、現状に満足してマイペースで生きられる方です。

ただし、三男さんの五行バランスは、衝動や遊びごころの【食傷】が非常に強い。

「自分のやりたいことを（計画性もなく）やりたい放題に楽しみ、自己管理もやや苦手」といったタイプです。

もしかしたら、母、みゅうさんは、この三男さんの性質に手をこまねいているかもしれません。

（こころあたり、ありますか？　失礼あったらご容赦を…）

そんな三男さんの五行バランスの【財（水の五行）】が動きます。

※ちなみに、水の五行は２０１９年（己亥）から動いています。

したがって、２０１９年〜２１年、さらに、年運干支に水の五行（壬、癸）が巡る２０２２年、２０２３年の向こう４年間、運が大きく動く時期になります。

三男さんの中で、夢、理想、目標など、めざす方向性が明らかになる４年間に（２０１９年〜２０２３年）。

三男さんは、もともと「自分をわかってもらいたい、もっと知ってもらいたい」という表現欲求が強い五行バランスです（食傷が強いタイプのため）

自分自身のめざしたいこと（ありたいイメージ）を具体的に掲げて、三男さんの思いや考えを表現すること。

これが、２０２０年（２０１９年）〜２０２３年の過ごし方のコツです。

とくに２０２０年〜２１年の２年間は、三男さんの「自分をわかってもらいたい、もっと知ってもらいたい」という衝動的な気持ちが強くなります。

そこで、みゅうさんが〝キーッ！〟っとならないためのキーフレーズがこちら。

「どうしてそう思うの？聞かせて…」です。

母、みゅうさんとしては、「どうしてそう思うの？」といった三男さんの心の内に潜んでいる〝動機や理由〟を問いかけるやりとりを意識してで、三男さんをめざしたい方向性（財）に向かって導き、励ますとよいでしょう。

くるみより開運のヒント

こだわりの対象や内容を明らかにしよう
- 比劫 / 食傷突出タイプ
- こだわる理由、目的を意識することで、三男さんの【財（夢、理想、目標）】が明らかになるタイプ
- こだわりや感情をそのままにしないで、「なぜ、（三男さんが）そう感じるのか？」ここを知っておく、ときには、発言内容を記録に残しておいてあげることで、将来、これを活かすことができるでしょう
  - 理由は、三男さんの社会運や３０代〜５０代の運気を示す月柱【劫財 / 帝旺】を開くことにつながると考えるから
  - 【劫財 / 帝旺】は、組織のリーダーとして活躍するキャリア運最強の星
  - 人付き合いの星【財】がないので、部活動やグループ活動に積極的に参加して、人との交流するスキルを若いうちから磨いておくことも大切
２０２０年〜２０２３年、運が動く
- 三男さんの五行バランスは【財（水の五行）】に星が無い。ここに「金と水」の五行の年干支（庚子 / 辛丑）ががめぐるため
- 三男さんの中で、自分をもっと知ってほしいという気持が高まり、夢や理想、目標などめざしたい方向性が明らかになる
- 三男さんの「自分をわかってほしい（こだわり）」という、ときに衝動的な欲求に潜む〝動機・理由〟を理解し、本人にわかるようにフィードバックしてあげるのが理想的