四柱推命ザツ鑑定、42番目は、ソラマメさんです。
ソラマメさんのプロフィールはこちら。
ソラマメさんといえば、アラフィフの今を楽しむ主婦。
この一言に尽きるでしょう。
離婚を経験するも、幸せな再婚をつかんで15年目。
47歳のときに体調を崩しながらも、自分で対策を調べまくって復活。
日柱【比肩 / 建禄】の星が生かされてるぅ!
思わず膝を叩きました。
【比肩 / 建禄】って言っても、わかりませんよね…
はい、後述しています。
パートのほかに、ブログや本づくりなど、さまざまなことに挑戦中のソラマメさん。
現在の大運(49歳から始まる10年間の社会運)は、まさにこの挑戦を後押しする運気が巡っています。
さっそく四柱推命で読み進めていくことにしましょう。
※以下の内容はご本人の承認を受けて公開しています
ソラマメさんってどんな方?
こちらがソラマメさんの命式と通変星のパラメーターです。
四柱でなく、三柱で出しています。
※出生時間を表す時柱(じちゅう)は含まれていません。ただし、時柱は把握しているため五行バランスにもとづいて読み進めています
ソラマメさんの内面性や大切したい価値観をまとめたのがこちら。
命式の日柱の十干、干支で読みます。
乙(きのと)
イメージ:苗木や草、花を咲かせるような観賞用の植物
キーワード:柔軟性、調停能力、協調、気配り、癒やし、負けん気
- 一見ひ弱に見えるも芯はしっかりしている
- 柔軟性や社交性があって人との和を取り持つのが得手
- 神経が細やかでストレスをためやすい
- 使命は、美しい花を咲かせて人々の心を和ませること
- 確固たる目標を持てるかどうかが開運の鍵(花を咲かせることにひたむきに頑張るためには目標が大切だから)
乙卯(きのとう)干支番号52
イメージ:春の草
- 一見ソフトに見えるが一本気。芯が強い
- 物事に対して妥協することなく取り組んでいく
- 仕事もこだわりが強く、きっちりやり遂げる、几帳面なタイプ
- 人の好き嫌いがはっきりしている
- 頭が良く、学問や技能の才能あり
- 独立精神が旺盛で、勤め人には向かない
- 興味がある分野にはとことんまで掘り下げていこうとするタイプ(一点集中突破型)
- 経済観念もしっかりしていて締まり屋
人々を愉しませるのが大好き!エンターテイナータイプ
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運が大きく動く時期は?
社会運を示す大運(だいうん / たいうん)で見ていきます。
こちらがソラマメさんの大運表。
ソラマメさんは、39歳前後と、69歳前後で30年周期の運気の節目(接木運)を迎えます。
接木運(せつぼくうん)
- 30年に一度巡ってくる方向性が大きく変わる時期
- 4つの大運支の季節の切り替わり(丑と寅の間、辰と巳の間、未と申の間、戌と亥の間)に起こる
- この時期は、これまでの方向性を必然的に変えざるを得なくなるため、その前後の年回りは、新しい運気の流れに馴れるまで苦しい時期と感じやすい傾向がある
- 次に巡る運気に馴れるまでの時間は人それぞれ(短くて半年、長くて2年くらい要する)
発想力をフルに発揮して、新たな価値を創り出そう
現在の大運は【偏印 / 絶】。
通変星【偏印】:知的好奇心旺盛な〝ファイトと発想〟の星
- 人と違う発想やアイデアで〝無〟から〝有〟を創造
- 自由を愛し、好きなことに没頭できる
- ユーモアに富んで、新しいものに敏感でセンス抜群
- 組織に属さずにスキルや才能で自由業として生きる方が楽で、才能を発揮できる
- 神経質な面が多少出てくるきらいも
- 神秘的なことへの興味や宗教への関心も高まる
(キーワード)個性的、発想力、創造、改革、柔軟性、自由奔放、束縛を嫌う、飽きっぽい、技芸、副業、医療関係、インターネット、占い
十二運星【絶】:イメージは「あの世」。天才、気分屋、いろいろな面を持つ、こだわりや自分を出さずに人に接するとよい、運が良いときと悪いときの振幅が著しい
※宿命中殺(生日中殺、生月中殺、生年中殺、日座中殺)がある人は、ミラクルが起こりやすい
テーマは、発想力を全開にして、新たな価値を創り出すこと。
49歳からの10年間を巡る十二運星【絶】は「アイデア」の星。
いろんなアイデアがソラマメさんのもとに降りてくることでしょう。
ちょっとしたアイデアも、ソラマメさんの価値を生み出す源泉です。
だからメモ帳に書き留めて、アイデアを育てることは大切。
さまざまなアイデアを組み合わせて、ソラマメさんならではの新たな価値づくりにつなげっていってくださいな。
49歳から59歳までの10年間の過ごし方のポイント
49歳から59歳までの10年間の過ごし方のポイントを、2つお伝えします。
それは、①変化を楽しむこと(柔軟に対応)、②コツコツと努力を積み重ねること。
これをいつもより強く意識することです。
十二運星【絶】が巡る時期は、「運気が不安定(運が良いときと悪いときの振幅が著しい)」という特長があります。
運気の波に振り回されて消耗してしまい、その結果、自分の殻に閉じこもってしまう場合も…
印の星(印綬 / 偏印)が大運に巡る39歳〜59歳は、物事を深く考える内省モードが強くなり、思考や感情が内側に向きがちです。
ソラマメさんの39歳〜59歳の20年間は、そんな印の星(偏印 / 印綬)が巡ってます。
「内にこもりやすい運気が巡っている時期」
これを心の片隅に置いておくと、万が一、行き詰まりを感じたときに打開できるでしょう。
内省に適した時期でもあります。
日記をつけたり、いくつかテーマを決めてていねいに自分を掘り下げるワークに取り組むなど、カタチのない意識や思考の変遷をテキストとして残しておくことを強くオススメします。
意識や思考を文字や文章にすることは、これらに重力を持たせる意味がある。
そう考えています。
読書家ではありませんが、私くるみの愛読書に『知的トレーニングの技術(完全独習版)』(花村太郎/著、ちくま学芸文庫)があります。
「ノートによる思考術」をテーマに書かれていますので、シェアしますね。
ひとりで思考するときは、よほど深刻な問題か、あるいは卑近な日常の問題でないと、思考は集中せず散漫になりやすい。
あるテーマを決めて思考のトレーニングをする場合、書きながら考える、という方法がいちばんいい。
文章に書いてもいいし図にしてもいいだろう。それはテーマ次第だ。これをやると頭の中に浮かんでは消えるフレーズを、全部ではないにしても紙の上に定着できるし、その場で読みかえす(想いだす)ことができるから、思考に持続の保証をあたえ、系統性ができてくる。思考はあいまいだが、文章や図にする場合、一定の明確さを要求される。だから、自分の思考に明確さや厳密さの制約を課す必要のあるときは、思考ノートをつけるトレーニングをすることだ。
『知的トレーニングの技術(完全独習版)』P.255〜256
内省力と論理的な明確さ。
【偏印 / 絶】が巡る49歳〜59歳の10年間で、さらに磨きをかけていただきたいスキルです。
・
【偏印】には「インターネット」や「副業」といった意味もあります。
プロフィールにもあるように「仲間と作る本」をはじめ、ブログ、ライターなど挑戦中のソラマメさん。
【偏印 / 絶】の運気の特長をぜひ活かしてほしい…そう思いましたし、きっと実現できるでしょう。
そう考えた理由は、もともと負けず嫌いで努力家がデフォルトの命式の持ち主だから。
日柱にある【比肩 / 建禄】という星が「負けず嫌いで努力家」を示しています。
プロサッカー選手のキング・カズ、女子柔道で偉業を成し遂げた吉田沙保里さん、それから、イケダハヤトさんも持っている星。
拙ブログで「比肩」で検索すると関連記事が出てきます。よかったら参考にしてみてください。
ミラクルが起こせそうな、そんな予感も
【偏印 / 絶】が巡る49歳からの10年間で、ミラクルが起こせそうな、そんな予感もあります。
理由は、【絶】の解説にあるように宿命中殺(生日中殺、生月中殺、生年中殺、日座中殺)がある人は、ミラクルが起こりやすいから。
ソラマメさんは生日中殺を持っています。
49歳からの10年間を過ごす開運方法について、3つご提案します。
- 十二運星【絶】の裏星【建禄】を活かす(コツコツと圧倒的な努力を重ねる)
- つねに〝世のため人のため〟を意識して何事も取り組む(エゴや執着を捨てる)
- 変化を楽しむ(ただし、変化の内容や理由、経緯などは記録に残しておくとよい)
ソラマメさんの現在の年齢を考えると、生活環境や体調にも変化が起こりやすい時期でもあります。
上の開運方法を意識して、実り多い【偏印 / 絶】の10年間をお過ごしくださいな。
- 2020年、2021年、運が動く
- ソラマメさんの五行バランスは【印(水の五行)】【官(金の五行)】が弱い。ここに「金と水」の五行の年干支(庚子 / 辛丑)ががめぐるため
- ソラマメさんの中で、学びの欲求や、自分を律する気持や行動力が高まる2年間に
- 学んだことをアウトプットすることを意識して
- 【食傷】に星がありません。五行のエネルギーをなめらかに回すには、自分の思いを吐き出すことが大切な方
- 学んで自分を強くする→学んだことをアウトプットする。この循環が大切な方です
- 具体的には、ちょっと学んだこと、気づいたことを気軽にツイートする。これだけでも習慣化すると開運につながります。思考のメモにもなります
- 私くるみがやっているような #今日の積み上げ というハッシュタグ使いなど、忙しいときは、自分用のメモとしてのツイートでも十分です
- 女性を相手にした仕事づくりを
- 命式の月柱【冠帯】は、女性を相手に成功する星(ジャニーズ事務所のタレントなども持っている星、例:ジャニー喜多川さん、滝川秀明さん他)
- 女性をターゲットにして仕事をつくっていくとよいでしょう
ソラマメさんの人生を四柱推命でふりかえってみた!
ソラマメさんが、四柱推命の命式にかなった人生を送ってこられたのか?
私自身の勉強のためにも、プロフィールに書かれているエピソードをもとにふりかえってみましょう。
25歳で結婚。これは命式どおりです!
それは、19歳〜29歳の大運に【正官】が巡っているから。
【正官】が女性にとっては「夫」を意味する星なのです。
くわえて、大運に【正官】が巡る時期は、やるべきこと(使命)が見つかる、と読むこともあります。
離婚を経験されたソラマメさん。
この結婚がソラマメさんの人生において、重要な意味や価値を持っていることはすでにして明らかです。
29歳〜39歳は、大変辛い時期を過ごされたようです。
大運干支は【辛未】で【偏官 / 養】で読みます。
十二運星【養】という「目上の人から引き立てられる吉運」が巡っているため、この10年間の運勢は、良好であったと読みたいところ。
もう少し深ぼっていくと…
大運の前半(29〜34歳前後)は天干【辛】で、大運の後半(34〜39歳前後)は地支【未】で読みます。
前半の5年間は【辛】。ソラマメさんの五行バランスにおいて「金」の五行(官)が強くなる時期でした。
良い効果を示す場合は、仕事上で評価されたり、夢や希望に向かって行動的になる時期です。
いっぽう悪い効果を示す場合は、自分へのプレッシャーが強くなり、萎縮しやすく、被害者意識を感じやすい時期になります。
大運後半(34〜39歳前後)になると、ソラマメさんの五行バランスにおいて「土」の五行(財)が強くなり、計画性や行動力、人間関係にも明るさが出てくる運気が巡っていました。
36歳で良縁に恵まれ再婚。
再婚が大運後半であったこと、さらに、引き立てられ、かわいがられる十二運星【養】が巡っていた時期であったことが幸いした。
そう読みたくなります。
そして、47歳のときに体調の変化(更年期障害)が顕れます。
これについても、そのときの大運の影響が出ているように読むことができました。
ソラマメさんの五行バランスは「火」の五行(食傷)がありません。
大運干支や年干支で「火」の五行(食傷)が強くなった時期と、ソラマメさん自身(比劫)を剋す「金」の五行(官)が強くなった時期に、ソラマメさんの運気が大きく動きます。
火の五行と、金の五行の年干支の組み合わせ。
これを調べてみると、2016年【丙申(ひのえさる)】、2017年【丁酉(ひのととり)】の2年間がこれにあたります。
2016年は47歳、2017年は48歳。
この2年間は、ソラマメさんの運気がとくに動く時期でした。
これが体調の変化に顕れたのではないか。
四柱推命ではそのように読むことができます。
参考までに、次に大きく運気が動くのは、2026年【丙午(ひのえうま)】の年です。
【丙】も【午】も、両方とも「火」の五行(食傷)あることから、2016年、2017年より大きく動きます。
良い影響が出る場合は、交際範囲は広がり、新しい人間関係が構築されていきます。
また、着想やアイデアがはまって企画が大成功、といった流れも。心身ともに楽しい時期になります。
悪く影響が出る場合は、感情的になりやすく気分が消耗しやすい時期です。
五行バランスを知っておくと、運気の動かし方がわかります。
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ソラマメさんのタイムラインを訪ねてみました。
https://twitter.com/soramame302/status/1196416293420711937
アラフィフを迎え、ツイッターランドのつながりを活かして、人生の移行期を上手に乗り超えたい…
ソラマメさんの思いが伝わってきます。
https://twitter.com/soramame302/status/1183740500047581189
発想力を全開にして、新たな価値を創り出す。
【偏印 / 絶】の運気が巡る10年間はまだ始まったばかり。
どうぞめいっぱい楽しんでください。
アイデアがたくさん降りてくるはずです。
それらをキャッチしてカタチにする〝ソラマメ流の知と感性の創造スタイル〟をつくりあげてくださいな。
そんなソラマメさんの姿を、タイムラインのほとりで応援しています。
戦慄(せんりす🐿)の四柱推命鑑定師こと くるみによる ザツ鑑定、終了です!
以上。
ビシッ!🗿
ソラマメさんの感想はこちら
四柱推命ザツ鑑定042|ソラマメさん(感想)