【正官】が中心星の尾身茂会長を四柱推命鑑定

政府分科会の尾身茂会長が、参院厚労委で東京五輪開催について答弁した内容を伝えるニュースが話題にのぼりました。

Twitterでは「尾身氏発言」がトレンド入りに…

「尾身氏発言」を受けた、丸川珠代五輪相の発言にも注目が集まっています。

尾身茂会長がどのような命式をお持ちなのか興味があり、調べてみました。

もちろん、丸川珠代五輪相の命式も出してみました。

すると、五輪主要関係者(丸川珠代氏、森喜朗氏)の命式の際立った特長も見えて興味深かったので、シェアします!

【正官】が中心星の尾身茂会長を四柱推命鑑定|日干支【壬申】

尾身茂さんの命式がこちらです。

四柱推命では、命式の日柱の干支(かんし)で、その人の持って生まれた性質や内面性を読みます。

日柱の干支は【壬申 みずのえさるになります。

(みずのえ)

イメージ:大きな河川、海

キーワード:才知、流動、臨機応変、先見、実より名、勝ち負けにこだわる

  • 自由を愛し、束縛を嫌う
  • 知略に優れているが、考えすぎるのが玉に瑕
  • 水は入れる器によって、その姿を変えられるように、相手に合わせながらうまく人間関係を築く

壬申(みずのえさる)干支番号9

イメージ:秋の大海

  • 情に厚く、一度受けた恩はけっして忘れない
  • 性格は素直、一直線に進もうと努力する
  • 礼節をわきまえており、人と交わした約束は必ず守る
  • 小さなことにこだわらない、とてもおおらかな性格(飽きっぽい面もあり、粘り強さには欠ける)
  • 好奇心や向上心は旺盛だが、つねに冷静沈着。勘が鋭く判断力も非常に的確。やり手が多い
  • 内面は神経質で短気な面もあるが、情に篤く、社交的な性格のため、若い頃から人の信頼を受ける
  • 人に甘えず、心の内を見せないので何を考えているかわからないような面もある
  • いつも温和で人当たりがいいが、何らかの原因で怒りに火がつくと、ころっと豹変して手がつけられなくなる感情的に激しい面もある

くるみ

【壬申】は、やり手が多く、知謀策略に長けている星。

政府分科会の尾身茂会長の日干支、ナットクです!

【正官】が中心星の尾身茂会長を四柱推命鑑定|【偏印】にも言及

四柱推命では、月柱下段にある星のパワーが一番強く出るといわれています。

そのため、月柱下段の星は中心星と呼ばれているんです。

なので、その人のキャラクターの本質的な面を読むときは、中心星を見ます。

(薄いレッドで着色した部分)

尾身茂会長の中心星は【正官

【正官】が中心星の人は、正義派

【正官】という星は、正義派の星

「正しい規律を広めることに心血を注ぎ、正当に評価されることにこだわる」

こんな特長があります。

通変星【正官】の特長

誠実さと気品を備えた高貴な星

  • 礼儀正しく、几帳面で真面目
  • 形式にこだわる
  • 潔癖性なところがあり、ルーズな人を嫌う
  • 見栄っ張りな面もあるが、保守的で冒険を好まない
  • プライドが高いため、名誉や名声がモチベーションになる
  • 規則や決まりが守られた集団環境で能力を発揮する

社会的地位や権力に執着する性分でもあるため、政治家、公務員、行政方面の仕事など実務的な仕事が適職の星です。

くるみ

くわしくはこちらの記事をご覧くださいね!

四柱推命|通変星【正官】の性格、特長、有名人

【偏印】は、名誉欲から解放された自由の星

月柱の通変星では、その人の社会運や仕事運を読みます。

尾身茂会長の通変星【偏印】にも注目してみました。

(薄いイエローで着色した部分)

なぜなら、中心星【正官】【偏印】の組み合わせが、尾身茂会長の仕事そのものだと感じたからです。

【偏印】は、変化に富んだ多様性や大衆的な仕事に向いている星。

医者、芸能人、作家、評論家、カウンセラーなどで活躍している方にも共通する星として知られているんですよ。

【偏印】の特長の一つとして、客観的な分析能力に長けているため、物事に感情移入することが少ないことがあげられます。

そのような性質から、月柱に【偏印】がある人は、専門知識を活かしてその道のプロフェッショナルとして活躍している方も多いんです。

尾身茂会長の命式を見ると、【正官】【偏官】といった官星の割合が高いことが分かります。

官星は、秩序やルールを重んじる「役割に生きる星」です。

尾身茂会長の一連の発言を、四柱推命の観点(とくに中心星)で見ると、ご自分の役割としての発言であることは十分に伝わってきます。

【偏印】は、変化に柔軟に対応できる星で、名誉欲などからも解放された星です。

今回、命式を調べてみて、月柱【偏印 / 正官】の組み合わせに、尾身茂会長のスタンスが十分に顕れていると思いました。

尾身氏発言への反応は?

「尾身氏発言」にまつわるツイートを一部ご紹介しましょう。

尾身茂会長の官星の多い命式を調べて、Dr.Tadさんのツイートにある「エピローグ」の発言内容が腑に落ちました。

「自分がこうしたいと思っても、当然のことながら相手がある。それはウイルスであり、政府であり、自治体であり、市民だ。」

NHK番組での会談はこちらでお読みいただけます。

財星過多タイプの 丸川珠代五輪相の命式

「尾身氏発言」を受けて、注目されているのが、丸川珠代五輪相の発言です。

丸川珠代五輪相の命式を調べて、真っ先に思い出したのが、森喜朗氏(初代 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長)の命式でした。

おふたりとも財星の割合が多い財星過多タイプ

似てるでしょう^^

財星が多いタイプは、経済的な利益を上げることに関心が高く、事業や商売や金融などが適職といわれています。

なかでも【偏財】という星は、自分の評価軸が、地位や名誉よりも「経済力」や「お金」にあるタイプです。

森喜朗氏、丸川珠代五輪相の行動や発言のスタンスに、財星過多タイプの特長を重ねて読みたくなりますね…

政治家としての資質を備えた命式とは、尾身茂会長のような官星の割合が多い命式だと思いますが、理想と現実はどうやら異なるようです(涙)

参考までに、菅義偉総理大臣、小池百合子都知事の命式もシェアします。

(命式は、三柱で出していますが)菅総理も、小池都知事も官星が無い点が共通していることが分かります。

まとめ|官星と財星について

今回は「尾身氏発言」を受けて、尾身茂会長の命式の特長である官星について取り上げてみました。

さらに、「尾身氏発言」を受けた発言で注目された丸川珠代五輪相の命式が〝財星過多〟タイプだったことから、森喜朗氏の命式まで引っ張りだすことになり、そういえば…つながりで、菅総理、小池東京都知事の命式も紹介する予想外の展開になりました。

命式の資料集として役立ててもらえればと思います^^

最後に「まとめ」として、浅野太志先生の四柱推命講座(中級編)で学んだ、官(偏官と正官)の違い財(偏財と正財)の違いについてシェアしましょう。

通変星の特長を理解するときの参考にしてみてください。

心のブレーキや自制心を表す星

  • 偏官=素直でストレートに出て、自分や人を規制するように働く
  • 正官=社会や建前を重視、うまく立ちまわりながらの、やんわりとしたカタチでの規制

の勢いが強くなると「〜ねばならない」という意識により空回りして、周囲から敬遠されやすくなる

現実性や情報、流行をキャッチする力を司る星

  • 偏財=現世的、世俗的なものへの興味関心がストレートに出る
  • 正財=現世的、世俗的なものへの興味関心が、将来を見すえた計画的な衝動として出る

の勢いが強くなると、色恋の誘惑、お金への執着など現世的な楽しいことへの興味や浴が人一倍強くなる

くるみ

四柱推命を実際に学んでみたい方へ、浅野太志先生の講座をご紹介します

よかったらこちらをチェックしてみてくださいね!

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