「自分が何者で、何をするべきか?」
「自分はどこへ向かうべきなのか?」
四柱推命なら、これが分かります。
この記事では、四柱推命フォーチュンプランナーである私が、お客さまの鑑定経験も交えながらお話ししていきます。
四柱推命で何が占えるの?
四柱推命は、命式 (めいしき) を作って、その人の運命を読み解く、900 年の歴史ある東洋の占いです。
発祥地は中国ですが、「四柱推命」という呼称は、日本独自のものなんですよ。
この命式とは、出生年月日と出生時間から導き出した干支 (かんし) で成り立つ表のこと。
こちらが、歌手・宇多田ヒカルさんの命式です。
命式を構成する漢字の合計が8字であることから、本場中国では 八字 (パーツー) と呼ばれていたりします。
出生年月日と出生時間で作成する命式から分かることを、表にまとめてみました。
- 六親縁(父母縁、配偶者との縁や結婚の時期、子供の縁、兄弟姉妹の縁)
- 性格や生まれ持った資質、容姿など
- 生まれ持った性格、運によって変わる性格
- 持って生まれた才能、また才能がうまく発揮できる時期
- 病気の出やすい部位、時期、病名
- おおまかな容姿(美醜、太りやすさなど)
- 仕事や適職
- 適している職業
- 仕事で成功できるかどうか、その時期
- 自分の実力でどのくらいの財産を築けるか?出世やキャリアップに適した時期は?
- 遺産や遺業をどこまで守れるか?
- 一生の運の流れ
- 誕生から18歳頃までの運の傾向
- 成人から晩年までの運の傾向
- 晩年に入ってからの運の傾向
たった漢字8文字からこんなに色々なことが読みとれるんですよ。
四柱推命で「自分の星」を知る方法
「自分は何者か?」
これを知るために最初に調べるのが、日柱 (にっちゅう) の十干 (じゅっかん) です。
日柱の十干は、日干 (にっかん) あるいは日主 (にっしゅ) といいます。
(※この記事では「日干」という表記で統一して書いていきます)
日干は、自分自身を意味する星で、大切にした価値観や内面性を読みます。
歌手・宇多田ヒカルさんの場合、日干は【丁 ひのと】です。
日干が【丁】の人は、次のような特長があります。
丁(ひのと)
イメージ:人工の灯火、ろうそく
キーワード:情熱、世話好き、社交性、知恵、愛嬌、移り気、文化
- 熱しやすく冷めやすい(揺れる炎)
- ロマンチストで、理想や志が高い
- 物事に対してこだわりを持たず、柔軟に考える
- 手先の器用さや表現力など、何かを創造する才能を持っている
- 頭が切れて、鋭い感性を持っている(灯火は文明の象徴)
- 周囲からの影響を非常に受けやすい
- 辛いことや身体を酷使することが苦手で、自主性に乏しいのが玉に瑕
- 女性は艶っぽい人が多い
自分の日干は、出生年月日がわかれば、インターネットサイトで簡単に調べられます。
ぜひ、この機会にご自身の日干を知って、自分の資質をつかんでみてくださいね。
参考までに、自分の性質を読む10個の星【十干 (じゅっかん) 】の意味をまとめました。
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四柱推命で「自分の資質」を深く知る方法
命式の日干 (日柱の十干 着色してある部分) から自分の資質を大まかに知ることができます。
さらに「自分は何者で、何をすべきか?」をより深く知るためには、命式の五行バランスを見て、5つの星(通変5種)の氣のエネルギーの強弱を読んでいきます。
宇多田ヒカルさんの五行バランスチャートが、こちらになります。
宇多田ヒカルさんは、比劫 ひごう (宇多田さん自身を表す星) と印星が陥没しているタイプであることがわかります。
比劫 / 印星陥没タイプの特長は、次のようになります。
比劫 / 印星陥没タイプ
- 常に今、この現実を生きている人
- 自分の置かれた状況の中で、たとえ不満を感じながらもきちんと役割を果たそうとする
- 理屈は嫌いで、現実重視。ひらめきやアイデアは非常に的を射ている
- 周囲の中での役割や義務を果たすことを優先させ、自分のことは二の次になりやすい
- 周りに気を遣い過ぎて、自分のやりたいことは後回しになりやすい傾向もある(言いたいことを言い出せず悶々としたり、これがひどくなるとストレス過剰になり集団生活に支障をきたす場合も)
くるみ
鑑定は、生きづらい人ほど役に立つ
「自分が何者で、何をするべきか?」
「自分はどこへ向かうべきか?」
これを知るためには、命式と、命式の星の割合で作った五行バランスチャートから読み解きます。
人生の岐路に立たされている方や、人生の迷路にはまりこんでしまったと感じている方には、ぜひ、このツールを手に入れて、活かし方を知ってほしいと思っています。
鑑定後にいただいたお客様の声を一部ご紹介しますね。
当てはまる部分が多すぎて驚きました!!(女性/20代)
自分の得意なこと、苦手なことなどを説明していただいた時、当てはまる部分が多すぎて驚きました。特に、苦手なことは身に覚えのあることが多すぎて心にクリティカルヒットしていました(笑)。これから先の自分の道標が見えたような気がします。とても丁寧に解説していただいて、目標や決意が明確に見えてきました。(女性/20代)
生きづらさの理由がわかりました(女性/40代)
私は、この生きづらさの理由が分からないままでした。先の見えない靄の中に閉じ込められてる気分で、諦めと焦りの気持ちで過ごしてきました。鑑定では、自分の五行がアンバランスなことがわかり、これが私である、とわかりました。バランスの悪さ‥‥ある意味感動です。この生きづらさの原因は、私自身の間違いやメンタルの甘さではなく、頑張った証だったと確信できました。(女性/40代)
人生がなぜこんなに大変だったのか理解できました(女性/40代)
自分の人生がなぜこんなに大変だったのか、四柱推命の観点から理解できました。私の場合、人生のほとんどが「水」の気に悩まされる人生だと教えていただき、とてもしっくりきました。鑑定では、ではどうすればよいか?というところまで細かく分析して教えてもらえたので意識して見直していきます。(女性/40代)
命式を調べれば、「自分が何者で、何をするべきか?」「自分はどこへ向かうべきか?」、これがわかります。
命式を〝見える化〟したチャートは、こんなにいろんなタイプがあるんですよ。
こちらは鑑定を受けてくれた方々のチャートです。
心理テストや適性診断など、自分の個性や強みを調べる診断ツールは、世の中に色々ありますよね?
四柱推命鑑定で命式の特長と活かし方を理解すれば、鬼に金棒です!
まとめ
現代は、多様な個性を生かす時代です。
「自分も〝何者か〟にならなくては」という焦りにも似た気持ちを、多くの方が持っているように思えます。
じつは私自身もその一人でした。
でも、四柱推命で自分の命式を理解して、「自分自身の捉え方」が変わり、その結果「行動の悪い癖」や「生き方」が変わりました。
この焦りの根本原因は、あなたが〝自分自身〟について十分に理解していないことある。
四柱推命を学んで、たくさんの方に鑑定を届けるなかで、強く実感しています。
「自分は何者なのか?」
「自分はどこへ向かうべきか?」
これを知ることで、悩みや迷いも解消できます。
それを実現するものが〝自分のトリセツ〟です。
「自分が何者で、何をしたいのかがわからない…」
悩みの解決に必要なのは、悩みを解決に向かって具体的な一歩を踏み出すことなのです。
四柱推命なら、人生の転機がいつ頃訪れるかについても命式から読み取れるんですよ。
興味のある方は、こちらの記事をお読みください。
人生の転機が訪れやすい年齢を、四柱推命占いで知る方法