35回目になる「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。
「そだねー」が年間大賞を受賞して話題になる一方で、「スーパーボランティア」でノミネートされながらも受賞を辞退された尾畠春夫さんがふたたび注目されています。
今年8月、山口県周防大島町で行方不明の2歳男児を山中で発見し、無事に保護した功績や、災害ボランティアなど八面六臂の活躍ぶりに、さまざまなメディアは尾畠さんを「スーパーボランティア」と表しました。
その尾畠さんが受賞を辞退されたと知って、8月にファイルしていた命式をあらためて見返していたところです。
この機会に「命式」を通して、尾畠さんの生き方について四柱推命の視点で学んでみたいと思います。
社会的に認められる人物にある3つの星とは?
尾畠春夫さんの命式を見ると、年柱【死】→月柱【冠帯】→日柱【胎】になっています。
四柱推命では、十二運星で「後世(死 / 墓 / 絶)」「現世(身強の星)」「前世(胎)」、これら3つを持つ命式は、社会的に認められる人物になると解釈します。
ポイントは、月柱の十二運星が身強の星であること。
身強の星とは、【帝旺】【冠帯】【建禄】のこと
ちなみに、十二運星の最強の並び順は、日柱【死】→月柱【帝旺】→年柱【胎】
以下のような理由で、そのように解釈します。
年柱【胎】: 前世と同じ仕事に就いたり、可愛がられやすいため
月柱【帝旺】: 中年期・仕事運は最も強い十二運星が良いため
日柱【死】: 経営者なら100%やり切る、後世に繋げる仕事ができるため
四柱推命で「自分の命式の特長」を知りたい人はこちら
〝社会貢献〟に縁のある命式とは?
「人に、世の中に、恩返ししたい」
これは、ウィキペディアに記載されている尾畠さんの口癖です。
ボランティアなど社会貢献活動に興味のある人の命式は、十二運星が「後世(死 / 墓 / 絶)」であるケースが多いと言われます。
なかでも、若い頃からボランティア活動に勤しんでいる人の命式には、年柱、月柱、日柱すべてに十二運星「後世(死 / 墓 / 絶)がある、と鳥海伯萃先生に教わりました。
霊感が強い命式|【壬午】は禄馬同群
警察や地元消防団など150人体制で連日捜索をしても発見できなかった行方不明の2歳男児を、捜索を始めてたった30分で保護したことでも、尾畠さんは注目を集めました。
じつは、日干支の【壬午(みずのえ うま)】は、霊感ナンバー2の特別な干支。
【壬午(みずのえ うま)】は、別名〝禄馬同群(ろくばどうぐん)〟といわれます。
これは「頭脳が良く、慈悲心に富み、幸せに恵まれ、多くの人々の尊敬や信頼を得て名誉・名声を博する星」です。
命式から、尾畠春夫さんがそのような星の下に生まれた方であることを伺い知ることができます。
NHK NEWS WEBのサイトでは、命式を体現するかのような尾畠さんのコメントが掲載されていました。
参考 第35回 2018年 授賞語ユーキャン大分県日出町の自宅近くで取材に応じた尾畠さんは
「うれしくも悲しくもありません。皆さんがスーパーボランティアだと声をかけてくれますが、私は当たり前のことをしていただけでスーパーになるようなことはしていません」
と顔色を変えずに答えていました。
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くるみ
四柱推命に興味はあるけど、なんだか難しいなぁと感じている方へ。
まずは、自分の命式の読み方を理解するところから始める。これがお薦めです♬