天皇皇后両陛下の60回目の結婚記念日に寄せて

今日2019年4月10日、天皇皇后両陛下は、ご在位中最後となる結婚記念日を迎えられました。

ご成婚の昭和34年から60年目となる「ダイヤモンド婚」にあたります。

きれいに重なりあった二本のライン。

これは、天皇皇后両陛下、おふたりのチャートです。

きれいに重なり合う二つのライン

鳥海流・四柱推命には「円推力(えんすいりき)」という読み方があります。

円推力とは、年柱、月柱、日柱にある60干支の干支番号に置き換え、円盤上にそれぞれの干支番号を頂点としてかたちづくられる三角形が示すエリアや面積などから、その人の宿命や、行動パターンなどを見ていくものです。

円推力は相性診断にも使われ、ふたりの三角形が重なり合う部分(面積)の大きさで、相性の良し悪し、縁の有る無しを読むこともあります。

天皇陛下と皇后・美智子さまの命式はこちらになります。

円盤上に年柱、月柱、日柱にある干支番号をつないでみると、以下のようになります。

黒いラインが天皇陛下、赤いラインが皇后さまを示しています。

そして、この二つの線はきれいに重なりあっていることがわかります。

天皇陛下の細い三角形に重なる皇后さまの赤いライン。

惚れ惚れするほど美しく重なりあう二本線を見て、あるシーンが思い出されました。

皇后さまの4秒間のご判断

それは、先日テレビで放送された『天皇 運命の物語(最終回)』で第47回国民体育大会の開会式の衝撃的な場面です。

このような出来事があったことを、この番組で初めて知りました。

1992年(平成4年)、山形県で行われた第47回国民体育大会の開会式で、天皇陛下は開会のお言葉を述べておられました。

皇后さまは天皇陛下の横にお立ちになられていました。

そこへ、男がロイヤルボックスに駆け寄り発煙筒を投げつけるという事件が起こりました。

陛下が開会の言葉を述べられているなか異変を察知された皇后さまは、咄嗟の判断で陛下の前に右手をパッと伸ばして陛下をかばわれました。

わずか4秒間の出来事でしたが、その毅然とした姿は全国に報じられました。

番組は4月29日に、全4回が一挙再放送されるようです。

1番目と60番目の二つの干支に守られて

おふたりの日干支は、天皇陛下が【癸亥(みずのとい)】、皇后・美智子さまが【甲子(きのえね)】です。

【癸亥】は干支番号60番、【甲子】は干支番号1番の干支。

甲子(干支番号1)

イメージ:冬の樹木

  • 正義感が強くまっすぐな性格
  • 自分の生き方に自信があり、堂々とした人
  • 派手さはなく、独立独歩、人から指図されるようなことを非常に嫌う
  • 感性が非常に鋭く、勤勉な生まれ。英知が深く、学問、芸術、技術、語学などの才能がある

 

癸亥(干支番号60)

イメージ:冬の大雨

  • チャレンジ精神旺盛で、ポジティブ思考
  • 目的のために努力し、それを叶える力を持つ
  • 率直な人物で、うそをつくのもつかれるのも嫌う
  • 自分の好きな物事は、かなり深く掘り下げる傾向がある

60ある干支のなかで、1番目と60番目の干支を持つ両陛下。

【甲子】と【癸亥】の間を巡るすべての干支が、おふたりの干支に見守られ、包まれているような、そんな感じさえ覚えます。

ご結婚60年ということは、60あるすべての干支が一巡したことをも意味しています。

美しい調和(Beautiful Harmony)という贈りもの

今月4月30日、1番目と60番目の干支を持つ両陛下に見守られ、30年間続いた平成の時代も、終わりの日を迎えます。

新元号【令和】が公表されました。

【令和】の「令」の字は、「ご令嬢」や「令夫人」に使われる「美しい」という意味だそうです。

「美しい調和(Beautiful Harmony)」という意味が込められた新たな元号【令和】。

60ある干支の、最初と最後の干支を持つ両陛下。

美しく重なりあった二本のラインのイメージとして、おふたりの存在は、わたしの心の中にいつまでも刻まれることでしょう。

両陛下、ご結婚60年、おめでとうございました。

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