【比劫】と【財星】の関係について(4つのパターンを解説)

五行のバランスを読むときに、もっとも注目したいのは比劫 (ひごう) 】と 【財】の関係です。

今回は、3つのパターンについて解説してみます。

比劫、財星の意味

【比劫】=自分自身

【財】=手に入れたい対象物 を表します。

【財】は、夢、理想、目標などはもちろんのこと、恋人、結婚相手、仕事、子供など、その人にとって手に入れたい対象物すべてを表します。

① 比劫=財星

一つ目のパターンは、【比劫】と【財星】の強弱が等しい場合です。

自分自身(比劫)と 手に入れたい対象物(財)の バランスは等分なので、こころは穏やかな状態です。

② 比劫>財星

二つ目のパターンは、【比劫】>【財星】。

【比劫】が【財星】より強いケースです。

手に入れたい対象物(財)を 自分(比劫)で握り潰してしまう状態で、これを比劫争財(ひごうそうざい) といいます。

自分の思い通りにコトが運ばないと気が済まない状態で、我執をゆるめることが大切になります。

③ 比劫<財星

三つ目のパターンは、【比劫】<【財星】。

【比劫】が【財星】より弱いケースです。

手に入れたい対象物(財)に、自分自身(比劫)が圧倒されている状態で、これを身弱多財(みじゃくたざい) といいます。

高すぎる理想や目標にふりまわされる傾向が強いタイプです。

そのため、身の丈に合ったゴール調整が必要になります。

くるみ

ちなみに、自分は【比劫】<【財】 で身弱多財タイプです。

【財星】だけでなく、プレッシャーや責任の星【官星】も強いため、高い目標を掲げ、理想と現実の間で つねに葛藤をかかえている五行バランスです(涙)

④ 比劫のみ(財星なし)

最後に、特例として四つ目パターンを取り上げてみます。

それは、比劫のみで財星がゼロ、というタイプです。

こちらが正式な命式の五行バランスです。

火の五行が非常に強い、強火 (きょうか)というめずらしいタイプです。

【比劫】が非常に強く、【財】に星はありません。

【財】には「自分が手に入れたい対象物」のほかに、計画性や現実性という意味があります。

上のチャートの場合、【財】に星が一つも無いため、【財】に星が巡ると、この五行バランスは非常に大きな影響を受けることになります。

実際、この方の場合、大運干支や年運干支の影響で【財】に星が入ったときに、自分が予想すらしなかった事態や出来事が起こり、それらに翻弄されながらも、受け入れて生きてきたといいます。

以上、五行のバランスを読むときに、もっとも注目したい【比劫 (ひごう)】と【財】の関係についてお話ししました。

この考え方は、浅野太志先生の《四柱推命講座・初級編》で学びました。

命式の五行バランスを活かす方法を考えるときに役立っています。

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