冬季スポーツの花形といえば、フィギュアスケートです。
フィギュアスケートで功績を立てた人たちは、いったいどんな命式を持っているのか?
フィギュアスケート冬季オリンピック出場歴代選手(64名)の命式の特長について、ひとりずつ命式を出して集計してみました。
フィギュアスケート選手の命式の傾向とは?
調べる前に、命式に多く出ていそうな星について仮説を立ててみました。
十干:【丁】アーティストの星、【辛】努力家の星
通変星:【偏印】スポーツ選手に多い
十二運星
- 【病】音楽や芸術の星
- 【長生】素直で、学問や芸術、技術習得にも熱心な星
くるみ
さて、実際はどうだったでしょう?
64人分の命式をまとめたのが、こちらです^^
日干で一番多かったのは【丁】
フィギュアスケート選手の日柱の十干でもっとも多かったのは【 丁(ひのと)】でした。
「火」の五行の陰【丁】を、自然界に喩えると次のようなイメージになります。
【丁】のイメージと意味
- 人口の灯火や「月」をイメージ
- 灯火=文明の象徴 →用意周到、緻密な性質
- 月=妖艶、色っぽさ →ロマンチック
【丁】の特長
- 理念、情熱、大義、建設的
【丁】はアーティストの星です。
日柱の干支を日主といいますが、日主【丁】の人は、文化的なことや精神的な豊かさに関心を向ける傾向があります。
灯火のように情熱を燃やし、持ち前の集中力で創造性を開花させる。
【丁】はアーティストの星。
十干で見ると、フィギュアスケーターは、アスリートよりも「アーティスト」の分類になりますね。
ちなみに、努力家の星で知られる【辛(かのと)】は、第2位でした。
才能で生きていくタイプの【偏印】
通変星【偏印】は技芸の星。
人気スポーツ選手の命式によく顕れる通変星です。
以前、プロゴルファー男子選手の命式を調べましたが、【偏印】の出現率がトップでした。
とくに、中心星に【偏印】がある人は、10種ある通変星の中でも美意識は一、二を争うレベル。
習い事やスポーツも、すぐにマスターしてしまう器用さがあります。
1位は【偏印】でしたが、主星2位【傷官】にも注目したいところです。
【傷官】は、美的センスや表現の星。「繊細な表現力、体の感覚や音への敏感さ」は、フィギュアスケーターに欠かせない資質です。
フィギュアスケート選手の命式の特長を示す【偏印】【傷官】の組み合わせは、ナットクでした。
音楽・芸術の星【病】
フィギュアスケート選手には【病】を持つ人が多い、と鳥海流四柱推命講座で教わりました。
十二運星【病】の特長
- イメージは「病人」
- 音楽・芸術の星
- 感受性が強く、芸術方面で独特な才能を発揮するタイプ
今回調べてみると、日柱に十二運星【病】を持っている人が、64人中11人(17%)で第1位でした。
命式に【病】を持っている人をあげると、浅田真央さん、羽生弓弦さん、高橋大輔さん、町田樹さん、織田信成さん、宮原知子さん、村主章枝さん、八木沼 純子さんなど、そうそうたる顔ぶれが並びます。
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命式を出して単純集計することで、フィギュアスケート選手の特長をおおまかにつかむことができました^^
ひたすら生年月日を調べて、EXCEL表でデータを作る作業は手間がかかりますが、覚えづらい星の意味を学んだり、エピソードを集める機会として楽しんでいます。
くるみ
同じ方法でノーベル賞受賞者の命式の特長も調べてみました。多かった十干は、どれだったでしょう?