学校の先生が「四柱推命」を活用したら、クラスはどんなふうに変化する?
これ、鳥海伯萃先生によるセミナーで取り上げられた題材です。
生年月日から出した「命式」でクラスを4分類
埼玉県にある公立高校の先生で、鳥海先生に四柱推命を学んでいる方がいました。
その先生は、生徒の生年月日から出した「命式」にもとづいて クラスを4グループに分けて指導にあたったそうです。
すると、
クラスに活気が出て
授業が盛り上がって成績アップ!!!
こんな嬉しい成果につながったんだそうです。
これ、実話です。
成功の秘訣は、どこにあったの?
成功の秘訣は、どこにあったのでしょう?
ひとことで言うと、生徒の個性にもとづいたグループ分け。
この取り組みの感想を生徒に聞いたところ、
「きみは、**のグループだよ」と先生から言われたことがうれしかった
そんな感想が目立ったとのこと。
自分は先生の視界に入ってないかも…
1クラス40人程度の生徒をまんべんなく見るのは、先生にはかなり大変なこと。
「自分は先生の視界に入ってないかも…」
実際、生徒の側もそう感じていたようです。
とくにそう感じていたのは、クラスで平均レベルの生徒たち。
「先生の目には、優等生と問題のある生徒しか映っていないんじゃないか?」
だから、誕生日から導き出した特長によるグループ分け=自分をだいじに扱ってもらえた
そう受け止められたのでした。
ちなみに、4つのグループ分けと、取った対策は次のような感じです。
命式に【偏印】【沐浴】がある
=集中力が長続きしないタイプ
→制限時間を設定して問題集をどんどんやらせた
命式に【食神】【傷官】
=愉しいことが好きなタイプ
→愉しく学ぶ方法を見つけて、実践させた
命式に【印綬】
=資料やノートづくりが得意で、もともと勉強好き
→【印綬】は教えるのも得意。教え合うことでアウトプット力をアップ
命式に【比肩】【劫財】
=自立心旺盛なタイプ
→自分のやりたい方法で取り組ませた
この四柱推命を使った実証実験は継続中ですが、その先生の人気は急上昇!
「あの先生のクラスになりたい」という声も寄せられているそうです。
塾業界でも、心理テストで生徒の特長を把握
教育業界に目を向けると、こんな事例も。
それは、家庭教師のトライや、『ビリギャル』で話題の坪田信貴先生が営む坪田塾の取り組みです。
どちらも、心理テスト(エニアグラム)を使って、生徒の特性や個性を把握し、相性の合う先生とのマッチングを行っています。
生徒の特長を「タイプ」としてとらえ、その「タイプ」にふさわしい先生が、生徒のタイプに適した指導をする。
タイプ別の指導方法は年々改善され、ひとつの知見として積み上がっていく。
塾業界の実地検証のエピソードも、とても興味深いものがあります。
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生年月日から導き出した「命式」は、自分のトリセツであり、人生の羅針盤。
ご紹介した「四柱推命の知見を教育現場で活用する取り組み」は、〝占い〟という枠を超え、人間を理解し、個性を活かそうとする試みです。
くるみ
このような取り組みが〝お試し感覚〟でどんどん広がって、若い人たちの可能性を拓いていってほしい!
そう思っています。
参考 人間は9タイプ判定アプリ監修:坪田信貴 参考 トライ式性格診断家庭教師のトライ