2018年の漢字【災】を年干支【戊戌】で読む

今年、2018年の世相を表す漢字が、「漢字の日」である12月12日に発表されました。

「今年の漢字」とは、公益財団法人 日本漢字能力検定協会が、漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環として1995年から始めた取り組みです。

毎年11月に「今年の漢字」の募集が始まり、12月12日に、全国からもっとも応募数の多かった漢字が「今年の漢字」として京都・清水寺で森清範貫主の揮毫により発表される仕組みで、年の瀬の風物詩として定着した感があります。

2018年の漢字に選ばれたのは【災】

たしかに災害の多い一年でした。

いまだ辛い気持ちが呼び起こされますが、一つの資料として、今年発生した災害を時系列でまとめてみました。

平成30年豪雪:日本海側では何度も大雪に。特に2月上旬には北陸地方で記録的な大雪(北陸豪雪、福井豪雪)。強い寒気が繰り返し流れ込んだため全国的に平年より気温が低下。特に西日本では1985~ 86(昭和60~ 61)年の冬以来32年間で最も低い値を記録

 

島根県西部地震:2018年4月9日 1時32分に島根県西部を震源として発生した地震。マグニチュード6.1、震源の深さは12km。最大震度5強を島根県大田市で観測

 

大阪府北部地震:2018年6月18日 7時58分ごろ、日本の大阪府北部を震源として発生。 マグニチュード6.1で、震源の深さは13 km。最大震度6弱を大阪府大阪市北区・高槻市・枚方市・茨木市・箕面市の5市区で観測

 

平成30年7月豪雨(西日本豪雨災害):2018年6月28日~7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方など全国的に広い範囲で記録された台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨。同年7月9日に気象庁が「平成30年7月豪雨」と命名

 

2018年の猛暑:夏(6~8月)の平均気温は、東日本(関東甲信・東海・北陸)で平年比+.。1946年の統計開始以降、最高値を記録。西日本でも平年比+.で、統計開始以降第2位

 

平成30年台風第21号:2018年8月28日に発生し、9月4日に日本に上陸した台風。25年ぶりに「非常に強い」勢力で日本に上陸し、とくに近畿地方を中心に大きな被害を出した

 

北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん):2018年9月6日 3時7分に、北海道胆振地方中東部を震源として発生。マグニチュード6.7、震源の深さは37 km。最大震度は、震度階級で最も高い震度7で、北海道では初めて観測

 

平成30年台風第24号:2018年9月21日に発生し、9月30日に日本に上陸

2018年の干支【戊戌(つちのといぬ)

四柱推命講座の授業でも、今年は自然災害の多い一年になるだろうという予想が上がっていました。

そう解釈する理由について《陰陽五行説》や《四柱推命》にもとづいて説明してみます。

今年の干支は【戊戌】です。

四柱推命は旧暦を使うため、一年は立春から始まります。

したがって【戊戌】は2019年2月3日(節分)まで巡ります。

陰陽五行でいうと、【戊戌】は、天干の【戊】、地支の【戌】の両方とも〝陽の土〟になります。

このように同じ五行同士の関係を比和(ひわ)の関係といい、比和は、お互いに力を強める関係を意味します。

つぎに、天干と地支の意味について。

【戊】は「草木が豊かに生い茂っている様子」を表す

 

【戌】は、燥土の十二支でイメージは「乾いた赤土」。ここから「草木が枯れている状態」を表す

【戊】【戌】ともに〝陽の土〟ですが、相反する意味を持っていることがわかります。

このことから、運気の善し悪しが両極端であると解釈します。

陰陽五行では、「土」は「水」を必要だと考えます。

【戊戌】は〝陽の土〟が二つ重なっていることから「土」は、大量の「水」を必要すると考え、【戊戌】の年は大雨や洪水が多くなる、と言われてきました。

くわえて【戊戌】は、60干支の中の特別な干支、ものすごいパワーを持つ(かいごう)です。

は【戊戌】を含めて全部で4つあります。

(かいごう)

日干支が【庚辰(かのえたつ)】【庚戌(かのえいぬ)】【戊辰(つちのえたつ)】【戊戌(つちのえいぬ)

 

非常に強いパワーを持つ。日干支が魁の人は、強い意志力と強い個性を持つ。幽霊も怖れて退散するほどと言われるレベル

*出展 【実践】四柱推命~人の運命と健康のあり方

以上のように、《陰陽五行説》や《四柱推命》から【戊戌】が巡る2018年は、非常に激しい運気にさらされる一年になるという理解のしかたを学びました。

〝スーパーボランティア〟なる言葉も生まれた

冒頭で、今年発生した災害を時系列でまとめていますが、こうした自然災害がたび重なるなか〝スーパーボランティア〟なる言葉も生まれ、これが流行語大賞にノミネートされました。

〝スーパーボランティア〟の象徴、尾畠春夫さんという人物の在り方、生き方に触れる機会を得られたことも、【戊戌】が巡る2018年の出来事として胸に刻んでおきたいところです。

“スーパーボランティア”尾畠春夫さんを示す3つの星

四柱推命を通して〝陰陽五行説や干支〟を活用する術を学んでいきたい

運気はとどまることなく、自然とともに巡っていくことを「干支」は指し示しています。

北尾吉孝氏(SBIホールディングス代表取締役執行役員社長)は、「干支」を一つの学問として捉え、これを経営にも活用されていることで知られています。

北尾氏は、『強運をつくる干支の知恵』で次のように述べています。

自然の摂理あるいは造化のハタラキから古代中国人が経験的に宇宙の原則として学んだ集積が結実したものが干支です

それを啓示的に意味を持つものとして長い歳月を費やし古代から今日まで伝承してきたのです。

そうしたものが非科学的な占いにすぎないとするのは余りにも浅解である曲解であると言わざるを得ません。

 

今年1月、四柱推命を学び始めたことがきっかけで、「陰陽五行説」や「干支」の奥深い世界に一歩足を踏み入れました。

浅野太志先生の四柱推命講座でこのテーマを学んでいるところなので、しっかりと知識を身につけていきたいと思っています。

 

こちらの記事で補足資料をまとめました。

2018年の干支【戊戌】補足資料 参考 「今年の漢字」報道発表資料(PDF)公益財団法人 日本漢字能力検定協会 参考 「今年の漢字」一覧公益財団法人 日本漢字能力検定協会