荒磯親方(元横綱・稀勢の里)が初めてNHK大相撲中継の解説を務めました。
2019年3月16日、日曜日、大相撲春場所、7日目のことです。
白鳳も「解説、うまいね。分かりやすい。さすがです」と、荒磯親方の解説に感心するコメントを寄せていました。
日刊スポーツのウェブサイト(2019年3月17日1時25分更新)でも、「荒磯親方初解説VTR・・・力士時代一転の滑らかな口調」と題し、「力士時代とは一転した滑らかな口調で、各力士の特長などを説明。約2時間の役目を終えると、ツイッターなどでは明快な解説を絶賛する声が相次いだ」とあります。
さっそくツイッターをチェックしました。
https://twitter.com/erikisenon/status/1107156891992383491
https://twitter.com/gAfuIlucvB7ag7a/status/1106847090536144898
https://twitter.com/changasano/status/1107102640943456256
https://twitter.com/erikisenon/status/1107296172824096768
https://twitter.com/kunakuna2002/status/1106828793526648832
読んでいるこちらまでうれしくなります。
その理由は、二つあります。
一つは、荒磯親方(元横綱・稀勢の里)が第二ステージを順調に踏み出したことこと
もう一つは、荒磯親方の現況が命式どおりであると実感できたこと
・
今年1月16日、横綱・稀勢の里(当時)の引退発表を受けて命式を読んで記事を3回に分けて書きました。
稀勢の里(当時)の命式を読んで書いた内容が現実となり、ニュースやツイッターを通じて検証できる。
四柱推命を学ぶ一人として励みになります。
さっそく〝荒磯親方の解説、絶賛!〟の話題を、命式と照らし合わせて読んでみます。
荒磯親方の月柱【印綬】【帝旺】
荒磯親方(元横綱・稀勢の里)の命式がこちらです。
今回の〝荒磯親方の解説、絶賛!〟の話題で注目したのは、荒磯親方の命式の仕事運を示す月柱【印綬】【帝旺】と、日柱【食神】です。
【印綬】について
印綬は知性と名誉の星
- 勉強家で研究熱心、知的好奇心が旺盛
- 物事を論理的に考えることが得意
- 人に何かを教えるのが上手(講師やインストラクター向き)
月柱の十二運星は【帝旺】です。
【帝旺】の特長
頭領、王様の星
- カリスマ、トップ、統率力、絶対的な存在
- 実力を存分に発揮し、目的や目標を次々と達成していく強い星
- プライドが高く悠然としている
《嵐》のメンバーも、月柱に十二運星【帝旺】を持っている人が5名中3名もいます。
リーダーの大野智さん、櫻井翔さん、二宮和也さんです。
十二運星【帝旺】は、全部で十二ある星のトップで非常にエネルギー強い星。
よって、この星を命式に持っている人は、天与の大きなエネルギーをいかに開花させるか、が重要になります。
荒磯親方(元横綱・稀勢の里)は【帝旺】の星を横綱力士として開花させ、現在にいたります。
二ヶ月前、「【印綬】は指導者の星。【帝旺】との組み合わせで、指導者(親方)としても大成すると予感する。品格に優れ、向上心と探究心旺盛な稀勢の里は、荒磯親方として〝親方道〟を、着実に真摯に切り拓いていく」とブログに書きました。
今回の〝荒磯親方の解説、絶賛!〟の様子に、解説者、指導者としての成功が約束されていると確信しました。
「口」にまつわる仕事が適職の【食神】
つづいて、日柱【食神】の特長について。
日柱の【食神】は表現の星です。
表現の星【食神】の特長
- 穏やかでのんびりした性格が誰からも愛され、自然と人が集まってきてしまう
- とにかく楽しい事が好きで、人に喜ばれて感謝されるのが大好き
- 人間的な魅力がそのままお金に変わるタイプ
- 【食神】は衣食住を意味する星。ファッション、料理、居空間に対して高い意識を持つとよい
【食神】を持っている人は、「口」にまつわる仕事が適職だといいます。
【食神】は「食」という字にあるように、この星を持っている人は「口」にまつわる仕事、具体的には「料理人(シェフ、パティシエ)」「芸能人(歌手、アイドル、お笑い芸人)」「講師」などが適職とされ、こうした職業に携わることで運が開ける星です。
歌手の三浦大知さんをはじめ、元女子柔道金メダリストで、当時は〝野獣〟と呼ばれていた松本薫さんも、命式に【食神】を持っています。
柔道家引退後、松本薫さんはアイスクリーム店「Darcy’s(ダシーズ)」で働いています。
柔道家としては活かしづらかった【食神】を、松本薫さんはアイスクリーム店の企画や販売に携わることで活かし、第二の人生は輝き出している印象を受けます。
「力士時代とは一転した滑らかな口調で、各力士の特長などを説明」と日刊スポーツのウェブサイトにあるように、荒磯親方(元横綱・稀勢の里)の【食神】の星は、相撲中継の解説者の仕事を通して輝きはじめたようです。
北の富士と荒磯親方の〝解説対決〟も楽しみ
NHK相撲中継の解説者として有名な北の富士(元横綱)は、中日スポーツの紙面で次のように書いています。
さあ、本日は荒磯親方の的確な解説は、大いに勉強になり、十分に楽しませてもらったが、そのうち解説で対戦したいものだ。まさに強敵現るであります。(元稀勢の里を横綱にする会会長北の富士、元横綱)
(出展)北の富士さん、解説対決を熱望!? 荒磯親方が見事な解説者デビュー|中日スポーツ
荒磯親方は【印綬】【帝旺】【食神】、つまり「頭脳」「強運」「表現能力」の三拍子がそろっています。
北の富士さんと荒磯親方のおふたりによる〝解説対決〟の日を、首を長くして待つといたしましょう。
・
元横綱・稀勢の里の引退発表をうけて書いた記事はこちらです。
よろしければお読みください。
自身の命式をうまく活かしている方を知ると、こちらまで嬉しくなります。