稀勢の里の引退と今後。【戊戌】の影響がここにも!?

稀勢の里にとって、現在の10年(大運)、2018年(年運)は、どのような運気が巡っているのか読んでみます。

稀勢の里の現在の大運の干支は【戊戌】、2018年(2019年節分まで)の年干支は【戊戌】。

大運、年運ともに【戊戌】が巡る一年になり、「土」の五行が倍増します

こちらが稀勢の里の2018年の命式の五行バランスを示した図です。

イエローの円が大きくなっているのは、「土」の五行が増えたことを示しています。

2018年の稀勢の里の通変五行バランス

大運、年運ともに【戊】が巡る時期とは?

大運、年運ともに【戊】が巡る時期とは、どのような状態なのでしょう?

さらに見ていきます。

【戊】は「山」の象意で、水の流れをせき止める堤防の働きもし、とくに「水」の五行が多い命式では、【戊】は非常に良い作用を及ぼします

しかし、稀勢の里の命式は「水」の五行がゼロです。

原命式の月支には、赤い印をつけた「火」の性質を持つ【午】、大運支、年運支に【戌】の十二支があるため、【戊】は強く作用します。

稀勢の里の命式

稀勢の里を取り巻く運気の状態は、カラカラに乾いた焦土のイメージです。

樹でも根を地中に深く張るためには、水の湿り気が必要になります。

相撲の土俵も「土」で出来ていますが、「水」がなければ「土」は固まりません。

くりかえしになりますが、稀勢の里の命式には「水」の五行がありません。

カラカラに乾いた焦土の上で、足腰を踏ん張ることはできません。

「土」の五行がより強くなった2018年は、まるで乾ききった焦土の上で相撲を取らざるを得ないような、そんなイメージの一年であったようと読むことができます。

初場所の初日から三連敗し、引退を発表した稀勢の里。

その稀勢の里を巡る運気に目を向ければ、大運干支、年干支ともに【戊戌】が巡っていたことに、2018年(節分まで)の不調の要因が見えました。

実際、2018年を表す漢字は『災』であったように、日本列島も年干支【戊戌】に振り回された一年でした。

2018年の漢字【災】を年干支【戊戌】で読む

どうやら稀勢の里も【戊戌】に悩まされた一人だったと読むことができそうです。

大運に【比肩】が巡る時期の運勢は?

いっぽう大運には【比肩】が巡っています。

【比肩】が巡る時期は、自分に関すること、もしくは自分の身内に関することが起こりやすい時期と言われます。

良い意味でも、悪い意味でも、自分が要因となって運気が決まる時期なのです。

比肩が巡る時期

 

良い効果を示す場合

  • 気力が充実し、自分に自信が湧いてくる時期
  • 人からどんどん認められ、これまで頑張った成果が実る
  • 何ごとにも勝負強くなるが、頑固さも出てくる

悪い効果を示す場合

  • 自分のこだわりや主張が強くなり過ぎて、自ら運を傾けやすい
  • 視野が狭い傾向が強まり、孤立を余儀なくされる
  • イライラしやすく、周囲と不和になりがち

四柱推命は、数え年で見るので、稀勢の里は2019年現在、数えで34歳。

大運【比肩】は、2年前(2017年)の32歳から巡っています。

2017年といえば、初場所で初優勝し、第72代横綱に昇進した時期です。

稀勢の里の大運は32歳から切り替わっており、32歳〜42歳の10年周期の大運(主に社会運を意味)を、横綱として輝かしいスタートを切りました。

大運【比肩】の良い効果が見て取れます。

引退後の稀勢の里へのアドバイス

大相撲初場所4日目、1月16日に現役を引退し、年寄「荒磯」を襲名した第72代横綱・稀勢の里。

初場所中は相撲協会の職務には就かず、2月9日のNHK福祉大相撲から〝親方〟としてデビューします。

稀勢の里の命式は、自星、印星、官星が突出したスタイルです。

このタイプは、他力開運スタイル〟で、基本的に周りの状況に合わせてなりゆき任せに生き、人から全てを与えてもらうような生き方になります。

自ら人生を開拓していくタイプではなく、かえって自分の「こうしたい」という思いを押し出さないことが開運につながります

指導者としても大成する星

稀勢の里の命式の月柱には【印綬】【帝旺】があります。

【印綬】は指導者の星【帝旺】との組み合わせで、指導者(親方)としても大成すると予感します。

きのう放送のラジオ番組『TBS荒川強啓 デイ・キャッチ!』で、パーソナリティ・荒川強啓から「稀勢の里はどのような親方になることを期待しているか?」という問いかけに、やくみつる氏は次のようにコメントしています。

先代の鳴戸親方、そして稀勢の里のお父さんも稀勢の里に対して厳しく仕込んだ。相撲に専心するというのは、親御さんと親方に嫌というほど叩き込まれているので、そういうタイプのお相撲さんを育てる義務があると思う。学ぶことが多かった現役生活だったと思うので、この経験は指導者になったときに生きてくるはず。先の話になるが、そこに期待したい。

【書き起こし有】横綱・稀勢の里の引退をやくみつるが語る

今朝放送の『TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ』で、パーソナリティの森本毅郎は、「モンゴル勢への感謝の気持ち」を述べた稀勢の里のコメントを高く評価していました。

ライバルであるモンゴル勢への思いを問われると「自分を成長させてもらったのも横綱・朝青龍関をはじめ、モンゴルの横綱たちだと思っているところもあります。稽古を見て、背中を追いかけて、少しでも強くなりたいという気持ちで稽古してきました」とし、「なかなか上に上がれなかった時も日馬富士関に声をかけてもらって、非常にいいアドバイスをいただいた。本当に感謝の思いでいっぱいです」と感謝した。

出展:稀勢の里、和製横綱の重圧「幸せ」モンゴル勢に感謝「成長させてもらった」スポーツニッポン(2019年1月16日 16:54)

このコメントに、日主【戊】、月柱の【印綬】【帝旺】が感じられます。

42歳までの大運は、【比肩】【墓】が巡ります。

品格に優れ、向上心と探究心旺盛な稀勢の里は、荒磯親方として〝親方道〟を、着実に真摯に切り拓いていく、と読みました。

稀勢の里、ほんとうにおつかれさまでした。

親方としてさらに精進を重ねていかれることと思います。

もともと他力開運の生まれですから、人を押しのけてがんばり過ぎないことが開運の秘訣です。

なりゆきに任せる姿勢をどうか忘れないでくださいね🌟

 

 

稀勢の里の引退発表を受けて、中心星【印綬】に注目して命式を読んでみました。

稀勢の里の引退と、元貴乃花親方のダメだし