浅野太志先生の「四柱推命講座・初級編(全8回)」修了

11月に始まった浅野太志先生の全8回の講座を修了しました。

受講生は、日主に【辛】を持つひとまわり上の女性とわたしの二人きりで、贅沢な講座になりました。

浅野先生の日主は【壬】で、おふたりはわたしにとって守護神でもあるせいか、回を重ねるごとにリラックスして集中して学ぶことができました。

今回の受講について、4つの問いでふりかえってみます。

受講の動機は?

鳥海流四柱推命鑑定師養成講座で学んだ内容をさらに深めるため。

とくに補強が必要だと感じていたのが「十干と十二支の理解」でした。

浅野先生との出会いは、先生の著書である『四柱推命完全マニュアル』。

その21ページに四柱推命の原書といわれる「滴天髄」の原文を踏まえた先生の四柱推命に対する基本スタンスが書かれています。

(中略)滴天髄の原文は、非常に簡潔明瞭に四柱推命のポイントが述べられています。

そしてこれを読むと分かるのが、四柱推命の知識として最も重要なのは、10個の十干と、12個の十二支、計22文字の正しい理解であるという事です。逆に、これさえきちんと理解出来れば、他は必要ないとも言えます。

(中略)よく四柱推命というと、一般的に「通変」と呼ばれる星が最もよく登場しますが、これは例えば「主人」とか「客」とか「仕入先」とか「取引先」とかいうような十干を呼ぶ呼称に過ぎません。十干の関連性さえしっかり理解出来ていれば、このようなものは必要ないのです。それに、例えば「乙」にとっての「丙」という傷官と、「己」にとっての「庚」という傷官は、同じ傷官であったも180度質が違います。同じ「傷官」という言葉で括ってしまうと、とんでもない見誤りをする事になります。また、十二支同士の方合、三合、支合、冲といった関係や、十干同士の干合という関係は、時に重要なファクターになりますが、これらは十干や十二支の特性をしっかりと覚える事でクリア出来ます。十二運、神殺、納音、空亡というものは、四柱推命の枝葉末節のついでのような星ですが、正しく四柱推命を理解するにおいては、むしろ弊害の方が多い代物です。(後略)

出展:『四柱推命完全マニュアル』(浅野太志/著)

この部分を読んで、「十干、とくに十二支の理解を深めたい、深めなければ」という思いを強く感じるようになりました。

書籍を購入したのが9月。

11月から初級講座が始まることを知り、迷わず申し込みました。

「四柱推命講座・初級編」の授業カリキュラム

  • 第1日目:「真似してはいけない四柱推命一日講座」(元命占い・十二運・神殺・納音…etc)
  • 第2日目:十干と十二支の概要、六十干支のなりたち・空亡理論の賛否/日主による鑑定
  • 第3日目:命式の構成要素と正しい八字の算出法(均時差・地方時差の考慮・外国で生まれた場合)
  • 第4日目:陰陽説と五行説/十二支の正しい理解と蔵干について
  • 第5日目:干合・三合局・方合・支合・冲による五行属性の変化/五行の多寡による鑑定
  • 第6日目:通変五種の正しい理解/それぞれの通変の性質
  • 第7日目:命式の定位、身旺身弱論・通根と透干について/大運の算出法
  • 第8日目:初級編実践鑑定

参考 講座案内浅野太志先生公式サイト

いちばんの学びは?

受講動機のひとつ「十二支の性質」を理解する入り口に立てたことです。

(まだ十分理解できているとはいえませんが…)

十二支の五行属性は、十干のように、単純に一つの五行が当てはまるような専一的なものではありません。

一つの十二支が、複数の五行をあわせ持つこともあり、命式中や巡運(大運、年運、月運、日運など)に巡る干支の影響で、十二支はつねに五行が変化します

ここが四柱推命を開運法として活用するにあたって、おもしろい点でもあります。

講座では「十二支の五行、蔵干」を覚えなければなりません(テストもあります)

どのような分野もそうですが、「知識を活かす」には、まずは「知識を適切に身につける」必要があります。

入門者にとっては、これが最初のハードルでもあります。

思い起こせば、一年前のこの時期は、通勤時間に十干とその意味を覚えるよう励んでいました。

わたしは本来怠け者。

「テストをするので覚えてくださいね」という外圧のお陰で、「十二支の五行、蔵干」を覚えるチャートを作って頭にたたき込みました。

十二支の五行、蔵干のチャート

Lyustyleさんによるコーチング体験もそうでしたが、コーチや講座を〝外圧〟として活かし、怠け者の自分を追い込む。

このやり方の効果をあらためて実感しました。

講座の様子

一番印象に残ったことは?

一つは、ケーススタディとして受講生の命式を読む場面です。

同期の女性とわたしは二人とも「棄命従財格」という珍しい命式であることや、10年後に巡る大運(甲寅)の過ごし方のアドバイスをいただいたこと。

これは励みになり、ぜひ「棄命従財格」を活かしたいと思っています。

二つは、浅野太志先生の四柱推命への純粋な情熱に裏打ちされた内容の濃い講座です。

とくに「第5講座:五行属性の変化、五行の多寡による鑑定」で、十二支の組み合わせによって五行が変化して、命式の五行のバランスが変わることを学んだときは、「これは面白い!使いこなせるようになりたい!」と強く思いました。

時の流れとともに、運が変化していく。

これを知ることで、運を自分で活かすことができます。

最終回の第8講座では、著名人(4名:宇多田ヒカルさん、松井秀喜さん、ベッキーさん、アドルフ・ヒトラー)の経歴をつぶさに見ながら、大運、年運の影響がどのように顕れたていたかを見ていく内容でした。

(経歴の資料は、浅野先生自ら国会図書館などに赴いて、年齢に伴うエピソードを一つひとつ収集されていったとのこと。こういうところに、先生の四柱推命への純粋な情熱を感じます)

幼少期の辛い時期が、宇多田さんの才能の発露につながっていたことがわかりました

とくに、大運(10年周期で見る運)のなかでも「接木運」について学びました。

これは命式を読む場面でもぜひ活かしたい知識です。

接木運

  • 30年に一度巡ってくる方向性が大きく変わる時期
  • 4つの大運支の季節の切り替わり(丑と寅の間、辰と巳の間、未と申の間、戌と亥の間)に起こる
  • この時期は、これまでの方向性を必然的に変えざるを得なくなるため、その前後の年回りは、新しい運気の流れに馴れるまで苦しい時期と感じやすい傾向がある

今後について

受講生は二人だけでしたが、同期になった女性が大変勉強熱心で、第6講座が終了した時点で「中級編もぜひいっしょに受講しましょう」という流れになりました。

2月から、中級編がスタートします。

「四柱推命講座・中級編」の授業カリキュラム

  • 第1日目:四柱推命鑑定の大原則/扶抑と調候の考え方
  • 第2日目:五行ごとの通変の象意と陰陽による差異/用神と喜神の違い
  • 第3日目:六十干支鑑定法
  • 第4日目:十種類の通変と十干百態論
  • 第5日目:それぞれの十干の特性と五行偏枯による用神の出し方
  • 第6日目:恋愛運・結婚の時期の鑑定法と相性判断
  • 第7日目:外格・流動格スタイルの通変の取り入れ方と開運法
  • 第8日目:中級編実践鑑定

初級編も新たに覚えることがたくさんありましたが、中級編はさらに新しい概念が増えるようです。

運勢カレンダーでは、1月、2月、3月は12ヶ月のうち3ヶ月続く好調期。日の入りも早く、気温も寒い時期で、比較的集中力が高まる時期でもあります。

中級編の終了は、3月30日。

自分の中でどんなふうに四柱推命の学びが深まっていくのか、とても楽しみにしています。